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ビション フリーゼの特徴・性格・飼い方・フードの選び方

<目次>



ビション フリーゼの基礎知識

ビション フリーゼは、理想的なコンパニオン ドッグとしての身体的・行動的な資質をすべて備えていますが、中でも愛情を分かち合うことがとても大好きな品種です。

表情豊かな目と、楽天的で遊び好きな性格をもつビション フリーゼは、コンパニオン ドッグとして世界中で大きな人気を集めています。

出典:国際畜犬連盟(FCI)のデータより要点と特徴を抜粋



ビション フリーゼの特徴

  • 頻繁なグルーミングが必要
  • 庭がなくても大丈夫
  • 適度なトレーニングが必要



ビション フリーゼの性格

飼い主さんに非常によく懐きますが、神経質な面も持っています。



体のサイズ

体高は23cm~30cmくらいです。



ビション フリーゼの歴史・起源

紀元前4~7世紀の地中海に起源を求めることができます。現在のビション フリーゼは、13世紀にウォータースパニエルの子孫として知られていた犬種で、ルネサンス時代にイタリアからフランスに持ち込まれました。バルベ(フレンチ・ウォータードッグ)を小さくしたような外見であったため、「Barbichon」と呼ばれていましたが、その後、短縮して「ビション」と呼ばれるようになりました。
ベルギーで1924年に、フランスで1934年にケネルクラブに登録されました。2つの世界大戦の後にほとんど消滅してしまいましたが、少数のフランスおよびベルギーのブリーダーの情熱によって再び個体数が回復されました。



毛色の種類

ビション フリーゼは、純白の毛色しか認められていませんので、ビション フリーゼという犬種には、複数のバリエーションはありません。
そこで、ビション犬種に枠を広げて、種類をみてみましょう。
それぞれに特徴のある毛並みをもつビション犬種ですが、注意しないと同じように見えてしまう犬種もいます。毛質やコートの厚みについて、下記に一覧にしてみました。


犬種:マルチーズ、原産:イタリア、体高:オス 21~25cm・メス 20~23cm、オーバーコート:まっすぐなシルキーヘアー、アンダーコート:ない

犬種:ビション フリーゼ、原産:フランス・ベルギー、体高:23~30cm、オーバーコート:ふわふわしたカーリーヘアー、アンダーコート:密に生えている

犬種:ハバネーゼ、原産:スペイン・イタリア・キューバ、体高:23~27cm、オーバーコート:ふさふさしたカーリーヘアー、アンダーコート:ほとんどない~生えている

犬種:ボロネーゼ、原産:イタリア、体高:オス 27~30cm・メス 25~28cm、オーバーコート:ウールのよう、アンダーコート:ほとんどない~生えている



品種固有の情報

フランス
グループ
FCIグループ9, AKCノンスポーティング グループ
サイズ区分
小型
平均寿命
12–15 歳

元気な / 自信にあふれた / もの静かな / 愛嬌がある / 順応性のある / 愛情に満ちた / 忠実な

 


ビション フリーゼの飼い方、育て方

独特のふわふわなダブルコートを健康的に維持するには?

ビション犬種(ビション フリーゼ、マルチーズ、ハバネーゼ、ボロネーゼ)の中では中型の犬種で、たっぷりとしたカールのかかったオーバーコートと柔らかく密なアンダーコートが特徴です。
たっぷりとした毛は、タンパク質でできていますので、健康的に被毛を維持するには、十分なタンパク質を摂取することが重要です。

日常的なお手入れはどうすればいい?

日常的なブラッシングが必要です。白い被毛で汚れが目立ちやすいため、純白に保つためには、月数回程度は洗ってあげる必要があります。抜け毛があまりないので、見た目のふわふわ感に反して、お手入れはそれほど難しくありません。
足先とマズルの毛は、少し短くしてあげるといいでしょう。グルーミングは、3ヵ月に一回程度で大丈夫ですが、耳の汚れは、定期的に確認し、汚れていたらキレイにしてあげましょう。

健康維持のために注意することは?

マルチーズと比べると胃腸は丈夫ですが、太りやすく、下部尿路の健康維持にも注意が必要です。
太りやすい犬種ですので、運動不足にならないように注意しましょう。室内飼いに適したサイズの犬種ですが、できれば、1時間程度以上の散歩が理想的です。太ってしまうと、運動しなくなってしまい、さらに体重増加のリスクが高まってしまう可能性もあります。
また、運動不足は、飲水量の減少にもつながります。おしっこが濃くなると、尿路結石ができやすくなりますので、この点からも適度な散歩を日常的に行う必要があります。


ビション フリーゼの年齢(ライフステージ)にあった食事の選び方

ビション フリーゼの犬種としての特徴を考えると、下部尿路の健康維持、皮膚と被毛の健康維持、適正体重の維持に配慮したフードを選ぶといいでしょう。


  • 下部尿路の健康維持
  • 特徴がよく似た犬種であるマルチーズと比べて下部尿路の健康維持に、より注意が必要です。
    下部尿路疾患でよくある尿結石には、ストルバイトとシュウ酸カルシウムの2種類があります。ストルバイトは、尿pHが高く(アルカリ性)になると結晶化しやすくなるため、尿を弱酸性に調整する必要があります。一方、シュウ酸カルシウムは、尿pHの影響をうけません。
    犬の場合、ストルバイトの尿結石は、細菌感染が関係している場合が多く、特にメスは、尿道が短いため、細菌感染しやすいので注意してあげてください。 おしっこを長時間我慢すると、細菌感染しやすいですので、愛犬がお散歩中にしかおしっこをしない場合、お散歩の回数を増やすなどしてあげるといいでしょう。

    食事で下部尿路のケアを行う場合、フードの消化率やナトリウムが適切に調整されたフードを選ぶと、尿が濃くなりすぎて結晶化することを防ぐサポートになります。
    消化性の高いフードは、栄養分と水分がしっかり体内に吸収されるため、うんちの量やうんちに含まれる水分が少なくなります。

    また、適切な量のナトリウム(塩分)は、愛犬の飲水量を増やし、おしっこの量を増やすことで、濃くなりすぎるのを防ぎます。


  • 皮膚と被毛の健康維持
  • 豊かなオーバーコートと密に生えたアンダーコートのために、タンパク質を十分にとる必要があります。また、皮膚の健康を維持するためには、オメガ3系およびオメガ6系不飽和脂肪酸を十分に含むフードが適しています。
    皮膚の角質や被毛は、ケラチンというタンパク質から作られています。ケラチンは、メチオニン、シスチンなどのアミノ酸から構成されています。消化分解されないタンパク質は、腸で吸収されず、栄養素として利用することができませんので、消化性の高いタンパク質を与えることが大切です。

    EPAやDHAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸とルリチシャ油は、皮膚の健康を維持することでバリア機能を保つために役立ちます。


  • 適正体重の維持
  • 太りやすい犬種であるため、脂肪を控えめにしてカロリー含有量を抑えたフードが適しています。また、健康的な脂肪の代謝に必要なL-カルニチンを十分に摂取することも必要です。
    脂肪を燃焼させてエネルギーに変えるには、筋肉に適切な量のL-カルニチンが必要です。エネルギーの産生は、細胞内のミトコンドリアで行われますが、L-カルニチンは、その際、ミトコンドリア内に材料となる脂肪酸を運び入れる役割をします。


  • ビション フリーゼという犬種にとっての最適なフード
  • ビション フリーゼという犬種が他の犬種と異なる特徴に配慮したフードを選ぶことが大切です。それには、栄養バランスの面だけでなく、ビション フリーゼ独特の食べ方の特徴に配慮することが大切です。

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