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スフィンクスのご紹介

スフィンクスはすぐに見分けがつくでしょう。猫の中でもユニークなこの品種は無毛で、可愛らしいシワがよった、産毛のような被毛で覆われています。とても人懐っこく、抱っこしてもらいたがるのが特徴で、この品種の愛好家たちは、その優しい性格に夢中になります。スフィンクスは留守番もできますが、人間と一緒にいることが大好きで、関心を示してほしい時にはストレートに知らせてくれます。

正式名称:スフィンクス

別名:カナディアン スフィンクス、カナディアン ヘアレス キャット

原産: カナダ、オンタリオ州

スフィンクスの成猫(白黒)
  • トリミングの必要性 

  • エネルギー レベル 

  • おしゃべり 

  • 環境(室内・屋外)

  • 家族向きのペット*

  • 他のペットとの同居 

  • 1匹で過ごせる* 

*ペットをあまりに長時間留守番させることは避けましょう。一緒に過ごすことで、精神的なストレスや破壊的な行動をおさえることができます。推奨事項については、獣医師にご相談ください。 品種ごとの特性はあっても、ペットにはそれぞれ個性があります。品種の特性に関する概要については、目安として参考にしてください。  幸せで健康的な、社会のルールに順応できるペットに育てるために、ペットをトレーニングして社会化させるだけでなく、基本的な福祉面でのニーズ(および社会的かつ行動上のニーズ)を満たすことをおすすめします。  目の届かない状況で、ペットを子供と一緒に放置してはなりません。  さらにアドバイスが必要な場合は、ブリーダーまたは獣医師にご相談ください。  すべてのペットは社交的であり、ペットオーナーと一緒に過ごすことを好みます。ただし、幼い頃からペットオーナーがいない状況に対処するようにトレーニングすることができます。この場合、獣医師またはトレーナーにアドバイスを求めてください。
立っているラスフィンクスのイラスト
オスメス
高さ高さ
0 - 0 cm0 - 0 cm
体重体重
4 - 7 kg3 - 4 kg
ライフステージ
成長後期 成猫期
~12ヵ月1~7歳
中高齢期高齢期
7~12歳12歳以降
表彰台に寄りかかるスフィンクス
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スフィンクスについて

この猫種について知っておくべきこと

猫も品種によってさまざまです。スフィンクスは猫の中で最も珍しい品種で、被毛がありませんが、いかにも猫らしい典型的な品種です。良いという言葉では足りないほど素晴らしい気立ての良さを持つ、この猫の愛らしい表情が、10 cm弱の高さのある耳、その下にあるレモンの形をした目に表れます。スフィンクスについて表現するとしたら、とにかく素敵な猫、という言葉がぴったりです。

一見すると、この品種は古代に由来するように思えますが、実は寒い気候のカナダに起源があります。1966年に誕生した最初のスフィンクスの親は飼い猫で、単なる遺伝子の突然変異によるものでした。カナディアン ヘアレス キャットという名前でも呼ばれています。

スフィンクスは、とても素晴らしい気質の持ち主です。いつも抱っこしてもらいたい、膝の上に乗せてもらいたいと思っています。元気で愛情深い、常に人間のそばにいたがる猫です。抱きかかえてもらったり、注目されたりすることが大好きなので、そうしてもらえない時には、大抵あなたの前に現れて、より多くの関心を求めてきます。大げさな話はしてこないものの、おしゃべりが好き。それも仲間と一緒にいるのが大好きだからこそなのです。

さて、スフィンクスの被毛ついてですが、動物界であまり他に見られない、柔らかくて細かい産毛のようなものに包まれています。セーム革をイメージしてみてください。時には完全に無毛なこともあります。その場合、むきだしの皮膚以外何もありません。皮膚を保護するため、獣医師が推奨した保湿剤または無臭のオイルを塗る必要があります。ですから、オイルで家具が汚れないように、保湿シャンプーま

たはベビーシャンプーで毎週入浴させる必要もあります。スフィンクスの皮膚は自然と体に沿ってヒダができます。

さらに、スフィンクスの毛の色には、青みのあるものから、黒と白の三毛猫、赤と白まで、さまざまなシックな色の組み合わせがあります。

とても賢そうに見えると思いませんか?それは、まさに賢い品種だからです。その思慮深い視線ゆえに、猫の中でも一枚上手に出るようなスフィンクスは、まるで周囲の世界を知り尽くしているかのようです。

木製クレートの中に座っているスフィンクスの子猫5匹
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スフィンクスにまつわる2つの事実

1.アレルギーを起こしにくい品種というわけではない

毛がほとんどないにもかかわらず、スフィンクスはアレルギーを起こしにくい品種というわけではありません。周りの人にアレルギーを誘発させにくい被毛であるというだけです。

2.生きた湯たんぽ

毛のない猫は触ると冷たそうに見えますが、スフィンクスはそうではありません。 猫なので温かくなります。この品種は他の猫よりも体温が高く、カロリー消費も早くなります。 ただし、最適な健康を保つためには、いつも暖かくしてあげる必要があります。

横から撮影したスフィンクスのポートレート(白黒)
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この品種の歴史

一見、スフィンクスのユニークな見た目から、極東のエキゾチックな場所に起源があるのではないかと思われることでしょう。でも実際は、その正反対で、カナダのトロントに起源があります。念のためですが、カナダがエキゾチックではないと言

っているわけではありません。確認されている最初のスフィンクスは、1966年に、エリザベスという名前の控えめな白黒の飼い猫から、突然の遺伝的変異で誕生しました。

ペットオーナーが、プルーンという名前のその子猫を他の無毛猫とすぐに交配し、この品種が定着しました。当時、スフィンクス品種は、イギリス起源の同じく大きな耳を持つ非常に短毛のデボン レックスと異種交配されました。しかし、無毛の子猫が優勢でした。

スフィンクスは、カナディアン ヘアレス キャットという名前でも呼ばれていますが、その見た目が古代エジプトの猫のようなイメージに例えられるため、最終的に現在の名前で知られるようになりました。

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頭から尻尾まで

スフィンクスの身体的特性

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1.

頭の上の部分に離れてついている、7.5~10センチの高さの非常に長い耳

2.頭部

三角形の頭、幅より長さがある、目立つ頬骨

3.身体

しなやかで筋肉質の身体、大部分にヒダが寄っている皮膚、触ると暖かい

4.尻尾

背中に沿う長くて細いムチのような尻尾

5.被毛

産毛のような毛で覆われ、ほとんど毛がないのが特徴
木の幹に座っているスフィンクス
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注意すべきこと

この猫種の特性から健康に関する一般的な概要まで、スフィンクスに関するいくつかの注意が必要なポイントをご紹介します

心臓の問題を起こしやすい可能性がある

適切に飼育されている場合、スフィンクスは健康的で、安定した生活を送ります。しかし、肥大型心筋症のリスクがあります。これは、遺伝性の可能性がある心臓の病気で、心臓の壁が厚くなるという特徴があります。恐く感じるかもしれませんが、症状が発生した場合、投薬によって制御することができます。動物病院を定期的に訪問して、病気の発症を防ぐようにしてください。

スフィンクスはどれくらい無毛ですか?

無毛のスフィンクスの興味深い点は、 無毛の程度が異なるということです。スエードのような毛がある猫もいれば、 なめらかなバターのような触り心地の猫もいます。スフィンクスによっては、 鼻と耳、またはつま先と尻尾に、少しだけ厚めの毛が生えています。 スフィンクスの被毛はなめらかな産毛のようですが、毛はほとんどありません。

お腹が大きいのはなぜ?

スフィンクスの骨格はとても整っているので、 かなり繊細に見えますが、万能です。おそらく、 毛がないために繊細に見えるかもしれませんが、実際には丈夫な猫で、 お腹の部分も頑丈です。しばしば太鼓腹とも呼ばれ、お腹はしっかりして鍛えられています。 まるで大きなボール型のキブル(ドライフードの粒)をちょうど食べ終えたかのようなお腹です。それでは、スフィンクスにはどのようなフードを与えたらよいでしょうか? 皮肉なことに、毛がないため、他の猫よりも沢山食べる必要があります。 他の品種の猫は通常、体を暖かく保つのに十分な毛で覆われているからです。そのため、ブリーダーは、好きなだけフードを食べさせたり、残った食べ物を食べさせたりすることを認めています。

獣医師より、スフィンクスの予防措置としての体重管理について話があるかもしれません。こうしたシンプルな手段は、潜在的な問題を把握するのに役立ちます。

健康的な食事で、より健康的に

テイラーメイドの栄養バランスは、スフィンクスの健康と美しさを維持する上で重要な役割を果たします。フードは生命維持をサポートするエネルギー源です。スフィンクスの総合栄養食は、栄養素のバランスを調整したものでなければなりません。このような給餌で、少なすぎず多すぎない量の食事を与えられます。量が不足または過剰になると、いずれも猫の健康に悪影響を及ぼすおそれがあります。

規則的な排尿をサポートするために、清潔で新鮮な水をいつでも飲めるようにしておく必要があります。また、猫はもともと少量の餌を1日7〜10回食べるようにできています。1日1回、キブル(粒)の推奨給餌量(1日分)を与えて、スフィンクスが自分で消費量を調整できるようにしてあげましょう。

以下の推奨事項は、健康的な動物に対するものです。猫に健康上の問題がある場合は、獣医師に相談し、専用の食事療法食を処方してもらってください。

成長は、子猫の人生に欠かせない段階です。大きな変化であり、発見、そして新しい出会いの時です。スフィンクスの子猫が必要とするエネルギー、タンパク質、ミネラル、ビタミンの量は、成猫よりもはるかに大きくなります。子犬は自分の体を維持するだけでなく、成長し、体を構築するためにもエネルギーと栄養素が必要なためです。子猫の成長には2つの段階があります。

基盤 - 誕生から生後4か月齢まで:

離乳とは、子猫が流動食(母乳)から固形食品に移行することです。この期間は、生後3〜6週齢で乳歯が生える時期に自然と対応しています。この段階では、子猫はまだ噛み砕くことができないので、柔らかい食事(ふやかしたキブル(粒)や適切なウェット フード)は、流動食から固形食品に移行しやすくするのに役立ちます。出後4〜12週齢では、子猫が母親の初乳(最初の母乳)から獲得する自然免疫は低下しますが、子猫の免疫系は徐々に発達します。免疫ギャップと呼ばれるこの重要な時期には、自然の免疫力をサポートするために、ビタミンEを含む抗酸化物質の複合体が必要です。子猫にとっては、感情的で、特に繊細になるのが成長期です。その間、消化器系の不調が起こりやすくなります。この時期の食事は、本質的な成長のニーズを満たすためにエネルギーが豊富であるだけでなく、発達途中の消化器系に合わせた消化のよいタンパク質も必要です。また、フラクトオリゴ糖などのプレバイオティクスは、腸内フローラのバランスを整えることによって胃腸の健康をサポートします。その結果、健康な便の排泄に役立ちます。子猫用フードには、脳神経の適切な発達をサポートするのに役立つオメガ3脂肪酸(EPA-DHA)が含まれている必要があります。

統合と調和 - 生後4か月~12か月齢:

生後4か月目から、子猫の成長速度が低下するため、低脂肪のフードが推奨されます。これが重要なのは、特に猫が避妊・去勢手術を受けた後です。生後4か月から7か月の間に、子猫の乳歯が抜け、永久歯に生え変わります。子猫の永久歯が生え始めたら、簡単に口に入れることができる適切な形状や食感のキブル(粒)を与える必要があります。それは、咀嚼を促し、口腔衛生のケアに役立ちます。生後12か月になるまで、スフィンクスの子猫の免疫系は徐々に発達します。この大きな変化、発見、新しい出会いのある時期に、ビタミンEなどの抗酸化物質の複合体が、自然の免疫力をサポートするのに役立ちます。調節されたエネルギー量と、正確にバランス良く配合されたビタミンBなどのビタミンやミネラルの摂取は、皮膚のバリア機能と健康の維持に効果があり、猫の健康的な成長をサポートするのに役立ちます。消化器系は徐々に発達し、消化適性は生後12か月までに完全に発達します。その後、成猫用フードを食べられるようになります。

スフィンクスの成猫の主な栄養目標は、次のとおりです。

高いエネルギー要求量を満たす。スフィンクスは無毛という特徴を補うために、代謝が非常に高い品種です。これは、体温調節プロセスで体温を調節するのに役立ちます。このプロセスには大量のエネルギーを使用するため、その栄養ニーズを満たすような、脂質とタンパク質を豊富に含むフードが必要となります

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸などの栄養素が、健康を維持することで皮膚のバリア機能維持に貢献し、皮膚の健康維持をサポートします。

<p>肥大型心筋症は、スフィンクスに発生が知られている遺伝性の心臓病です。  </p><p></p><p>タウリンを多く含むフードは、健康な心臓機能の維持に貢献します。</p>

咀嚼を促し、確実に歯でかみ砕けるような食感をもつ、顎の大きさに合った適切な大きさと形のキブル(ドライフードの粒)を与えることにより、口腔衛生のケアをサポートします。

尿路系の健康維持を助けます。

12歳以上の高齢期の猫は、消化吸収能力が衰える傾向があります。年を重ねる猫の体重を維持し、高齢期の健康維持に必要な栄養を摂取できるように、必須栄養素が豊富で、非常に消化性の高いフードを与える必要があります。

猫は年をとるにつれて、歯の問題が生じるようになります。一部の高齢期の猫は、味覚や嗅覚も衰えるため、フード量の低下につながる可能性があります。愛猫が十分な量を確実に食べ続けられるよう、老化とともに弱くなる可能性のある顎に合った形や大きさ、硬さ(食感)のキブル(ドライフードの粒)を選ぶ必要があります。

猫の最適なエネルギー量は、老化が進む段階であっても、ライフスタイルに依存することに注意してください。定期的に屋外に出る高齢期の猫は、脂肪含有量がわずかに高いフードからメリットを得られます。一方、老化により、室内飼育されている猫の肥満のリスクが減ることはありません。依然として、カロリー摂取量を注意深くモニターする必要があります。適度な脂肪含有量のフードが最適な場合があります。

飾りのついた木のテーブルに片手をかけて立っているスフィンクス
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スフィンクスのケア

運動、グルーミング、トレーニングのヒント

そのしなやかなボディは、見ての通りほっそりスリムです。スフィンクスは、生まれつきのアスリートで、自然に高い所へ登る特性があります。特に、自分の手の届かないところにある物をめがけて登ろうとします。遊ぶのが大好きで、じっと座っていたり、長時間ソファでのんびりしたりするタイプの猫ではありません。動きたがる特性によって、スフィンクスはより一層魅力的になり、おまけに体型を維持することもできています。この品種は代謝が高いため、それにより食欲旺盛になります。注意点としては、多くの猫は屋外で運動しますが、この猫の皮膚はデリケートなため、室内から出さないようにする必要があります。日光にさらさないようにすることが大切です。

スフィンクスの被毛はそれほど多くないかもしれませんが、グルーミングしなくてよいということではありません。ただ方法が違うだけです。スフィンクスの産毛のような被毛は、毛がフワフワの他の猫よりもかなり注意してケアする必要があります。頻繁に無香料のオイルや保湿剤を塗って皮膚を保護してあげましょう。私たち人間が自分の肌を柔らかくすべすべにするためのケアによく似ています。スフィンクスの最善のケア方法として、毎週入浴させることも欠かせません。ペット用の保湿シャンプーで洗い、オイルが家具に付かないようにしましょう。スフィンクスの皮膚は、体に沿って優美なひだのようになります。入浴するときはよく注意して、そのヒダの部分を清潔に保つようにしましょう。困ったときは、赤ちゃん用おしりふきも役立ちます。

とても愛情深い品種として知られるスフィンクスは、人を喜ばせることが大好きで、学習意欲も旺盛です。効果的なしつけに役立つ、高い知能と豊富なエネルギーという特性を持っています。スフィンクスは非常に忠実なので、猫と人間との絆を楽しみ、大切にしてくれます。正の強化(良い行動を褒める)などのトレーニングに最もよく反応します。

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スフィンクスについて

スフィンクス愛好家の報告によると、この品種は、家族のとても楽しい一員となります。「活発」「優しい」「可愛らしい」は、このユニークな猫を描写する形容詞のほんの一部です。スフィンクスは、たっぷり構ってもらうことを必要とする性格で、放っておかれて喜ぶわけではありません。子供や他の動物と一緒にいることを好むことで知られています。

この品種には、ご想像のとおり、皮膚の病気や日焼けの可能性があります。スフィンクスは、皮膚のメラニン、つまり有害な紫外線の吸収を防ぐ色素の特性が欠けています。子猫に日光が当たらないようにするのが最善ですが、これが難しい場合は、ペットに安全な日焼け止めの使用について獣医師に相談してください。潜在的な皮膚のトラブルを回避するために、定期的な入浴を行う必要があります。この品種には、遺伝的な心臓の病気である肥大型心筋症のリスクもあります。定期的に獣医師に診てもらうことで、スフィンクスの健康を保つのに役立ちます。

出典
  1. Veterinary Centers of America https://vcahospitals.com/
  2. ロイヤルカナン猫の百科事典。2010年版、2020年版
  3. Banfield Pet Hospital https://www.banfield.com/
  4. ロイヤルカナンBHN製品ブック

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