アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの特徴・性格・飼い方・フードの選び方
<目次>
- アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの基礎知識
- アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの特徴
- アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの性格
- 体のサイズ
- アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの歴史・起源
- 毛色の種類
- 品種固有の情報
- アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの飼い方、育て方
- アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの年齢(ライフステージ)にあった食事の選び方
アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの基礎知識
アメリカン コッカー スパニエル
アメリカン コッカー スパニエルは、落ち着いた性格で、臆病ではありません。野外よりも家庭で広く普及しています。
社交的なこの犬は多くの人に愛されています。コンパクトな体なので、ほとんどどこへでも行けます。アメリカン コッカー スパニエルは最小のスポーツ犬ですが、強くてコンパクトな体に輪郭のはっきりした頭を持ち、よく釣り合いの取れたスタイルをしています。
アメリカン コッカー スパニエルは、家族との強い絆を形成する、フレンドリーで社交的ながらももの静かな犬です。
出典:国際畜犬連盟(FCI)のデータより要点と特徴を抜粋
イングリッシュ コッカー スパニエル
愛情深く、良く知っている相手に対して温和に接します。明るく、元気で、バランスのとれた性格のイングリッシュ コッカー スパニエルは、スパニエルの中でも最も知名度が高く、飼育数が多い品種です。体高が低く、小型のこの犬種は、陽気な気質で知られています。順応性があるため、家庭によく適応し、活動的な飼い主の素晴らしいコンパニオンになれます。
出典:国際畜犬連盟(FCI)のデータより要点と特徴を抜粋
アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの特徴
アメリカン コッカー スパニエル
イングリッシュ コッカー スパニエル
アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの性格
アメリカン コッカー スパニエル
陽気な性格です。ハンティングドッグというより、コンパニオンドッグ、ショードッグに向いていると言えるでしょう。
イングリッシュ コッカー スパニエル
ハンティングドッグとして、険しい地形でも粘り強く活躍する意思の強さもあります。
体のサイズ
アメリカン コッカー スパニエル
体高が34~39cm、体重は10~13kgです。
イングリッシュ コッカー スパニエル
体高が38~41cm、体重は12.5~14.5kgです。
アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの歴史・起源
スパニエルに関するもっとも古い記録は10世紀のイギリス・ウェールズ王の法典にスパニエルに関する記述がみられます。その後14世紀後半に、フランスのフォワ伯ガストン3世による「狩りの書」にも、鷹狩りに使われるスパニエルについて書かれています。 イギリスのウェールズ地方で、おもにヤマシギ(woodcock:ウッドコック)の猟に使われるようになったことから、「コッカー」と呼ばれるようになり、イギリスのケネルクラブに1873年に登録されました。 その後、アメリカへの移民たちがコッカー スパニエルを連れて行き、猟犬ではなく愛玩犬として飼育されるようになり、より小型で丸みをおびた頭部を持つ、アメリカン コッカー スパニエルが誕生しました。1946年にアメリカンケネルクラブ(AKC)がアメリカン コッカー スパニエルはイングリッシュ コッカー スパニエルとは別の犬種として登録しました。
毛色の種類
アメリカン コッカー スパニエル
ブラック、ライトクリーム、ダークレッド、ブラウンの単色。2色以上の色のパーティカラーでは、ブラックとホワイト、ブラウンとホワイトなど、そのうち一色が白でなければなりません。
イングリッシュ コッカー スパニエル
ブラック、レッド、オレンジ、などのいろいろな色の単色と、ブラックとタン、など、それらのバイカラー(二色)が認められていますが、白一色は、認められていません。
品種固有の情報
アメリカン コッカー スパニエル
- 国
- 米国
- グループ
- FCIグループ8, AKCスポーティング グループ
- サイズ区分
- 中型
- 平均寿命
- 12–15 歳
愛情に満ちた / 落ち着いた性格 / フレンドリー / 忠実な / 従順 / 熱中しやすい / 自信にあふれた / 警戒心の強い
イングリッシュ コッカー スパニエル
- 国
- イギリス
- グループ
- FCIグループ8, AKCスポーティング グループ
- サイズ区分
- 中型
- 平均寿命
- 12–14歳
元気な / フレンドリー / 自信にあふれた / 温和 / 愛情に満ちた
アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルの飼い方、育て方
アメリカン コッカー スパニエル
ブリード本来の絹のような被毛を維持するには?
絹のような被毛を持ち、皮膚の健康維持に注意が必要な犬種です。どちらも長毛でダブルコートです。毛の量が多く絡まりやすいため、日々のブラッシング、コーミングが大切です。特により毛の量が多いアメリカン コッカ― スパニエルは、毎日ブラッシングしてあげてください。
日常的なお手入れはどうすればいい?
アメリカン コッカー スパニエルは、集合住宅での室内飼いにも適応できます。たれ耳ですので、耳内部への通気性が悪くなりがちです。日常的に耳をチェックし、必要に応じてクリーニングしてあげる必要があります。
健康維持のために注意することは?
太りやすい犬種でもあります。心筋症も比較的多くみられます。 脂肪組織が1kg増えると、その中の毛細血管が3.5km~4km新たに作られるといわれています。心臓は、その分血液を送り出さないといけなくなり、負担がかかります。 適正体重を維持するように、食事や運動に気を付けましょう。イングリッシュ コッカー スパニエル
ブリード本来の絹のような被毛を維持するには?
絹のような被毛を持ち、皮膚の健康維持に注意が必要な犬種です。どちらも長毛でダブルコートです。毛の量が多く絡まりやすいため、日々のブラッシング、コーミングが大切です。日常的なお手入れはどうすればいい?
イングリッシュ コッカー スパニエルは、集合住宅での室内飼いにも適応できます。また、イングリッシュ コッカー スパニエルは、本来猟犬ですので、毎日1時間以上程度の散歩が理想的です。
たれ耳ですので、耳内部への通気性が悪くなりがちです。日常的に耳をチェックし、必要に応じてクリーニングしてあげる必要があります。
健康維持のために注意することは?
太りやすい犬種でもあります。心筋症も比較的多くみられます。脂肪組織が1kg増えると、その中の毛細血管が3.5km~4km新たに作られるといわれています。心臓は、その分血液を送り出さないといけなくなり、負担がかかります。
適正体重を維持するように、食事や運動に気を付けましょう。
アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエル の年齢(ライフステージ)にあった食事の選び方
アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエル の犬種としての特徴を考えると、皮膚・被毛の健康維持、適正体重の維持、心臓の健康維持に配慮したフードを選ぶといいでしょう。
- 皮膚・被毛の健康維持
- 適正体重の維持
- 心臓の健康維持
- アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルという犬種にとっての最適なフード
皮膚と被毛の健康を維持するために、EPA・DHAやγ-リノレン酸を豊富に含むルリチシャ油を十分にとる必要があります。EPA・DHAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸は、皮膚の健康を維持することでバリア機能を維持します。ルリチシャ油に含まれるγ-リノレン酸は、細胞膜の合成に必要な成分です。
また、皮脂の分泌や皮膚のターンオーバーにかかわるビタミンAもしっかりとるようにしましょう。
太りやすい犬種ですので、食事やおやつの管理が大切ですが、摂取カロリーを減らすために、総合栄養食の給与量を減らしてしまうことはお勧めできません。なぜなら、タンパク質やビタミンなどの必要な栄養分の摂取量まで減ってしまう可能性があるからです。摂取カロリーを減らすためには、カロリー含有量を適切に調整したフードが適しています。
また、健康的な脂肪の代謝に必要なL-カルニチンを十分に摂取することも必要です。脂肪は、細胞内のミトコンドリア内でエネルギーになります。L-カルニチンは、ミトコンドリア内に脂肪酸を運び込むことで脂肪の燃焼を助けます。
心臓の健康を維持するために不可欠な、タウリン、L-カルニチンを食事からしっかりとることが必要です。タウリンは、心臓の収縮に必要な成分で、L-カルニチンは、心臓の収縮に必要なエネルギーを供給します。
アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエルという犬種が他の犬種と異なる特徴に配慮したフードを選ぶことが大切です。それには、栄養バランスの面だけでなく、アメリカン コッカー スパニエル・イングリッシュ コッカー スパニエル独特の食べ方の特徴に配慮することが大切です。
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