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子犬は生後何ヶ月まで大きくなる?成長変化と食事の与え方

子犬が生まれてから成犬になるまで、小型犬では8〜10ヶ月、超大型犬の場合は18〜24ヶ月程度かかるといわれています。この間、子犬もペットオーナーもたくさんの変化を経験します。子犬が成犬になるまでの段階を理解し、準備しておくことで、その成長をサポートすることができます。もちろん、子犬の成長のペースは、小型犬と大型犬、また犬の品種、性別などによって異なります。子犬が成犬になるまでの過程で訪れる変化や、与える栄養について紹介します。
Puppy Saint Bernards sitting together in a field.

生後10ヶ月までの大きさの変化

生まれてから14日間の子犬

子犬が生まれてからの14日間ほどは、健康な成犬に成長するための重要な期間です。特に生まれてから48時間は慎重にお世話をし、子犬の体温が下がらないよう暖かさを保つと同時に、必要な栄養を摂取させます。これには、母親が与える初乳も含まれており、初乳は子犬が体内に免疫システムを得るのに非常に重要です。子犬が生まれ9~13日目には、体重は2倍程度になります。生まれた時から体重を量り、もし体重がなかなか増えないような場合には、獣医師に相談しましょう。

生後1〜3ヶ月の子犬

子犬の生後25~30日頃には、体重は生まれたときの4倍程度にまで増えます。生まれた時の毛が抜け始め、被毛に生え変わります。食事は母乳から徐々に離乳(子犬の離乳期に関する詳細はこちら)して固形食に変えていきます。子犬の歯は、生まれてから1ヶ月の頃に生えてきます。この時期は顎と歯の強度はまだあまり強くありませんので、固形のドッグフードは水やミルクで柔らかくして与えるとよいでしょう。

犬の品種に関係なく、すべての犬は生後1〜3ヶ月の間が病気にかかりやすい時期といわれています。これは「免疫ギャップ」と呼ばれ、母乳による免疫システムのサポートがなくなるために生じます。この時期の子犬はまだ、自身の免疫を自分で発達させる機能が不十分ですので、離乳していく際には、免疫を構築し、繊細な消化器系に善玉菌を増やす栄養を与える必要があることを意識しておきましょう。また、この時期は繊細なタイミングになりますので、病気の兆候がないか注意深く見守ってください。

また、生後2ヶ月を過ぎる頃からは、骨格構造の発達をサポートする、カルシウム、リン、ビタミンDなども摂取できるような食事を与えてあげましょう。


生後3〜5ヶ月の子犬

子犬が生まれて3ヶ月を超えてくると、急激に成長する時期になります。特に小型犬は最も成長する時期です。大型犬の場合は、生まれて5ヶ月までに主要な骨格構造が発達し、体重は成犬の半分ほどになり、顎も歯も丈夫になってきますので、ドッグフードを水などで柔らかくする必要はなくなります。噛む力を鍛え、歯をよい衛生状態に保つために大きめのキブル(粒)のフードを与えるようにしましょう。

急速な成長のため、この時期の子犬は、少なくとも成犬が摂る2倍の栄養を必要とします。当然2倍の量のフードを与えることはできませんので、消化効率が高く、高品質のタンパク質を配合したフードを選ぶことが大切です。

Adult Miniature Schnauzer sitting with three puppies in a field.

生後8〜10ヶ月の子犬ー小型犬の場合、大きさがおよそ決まる時期

生まれてから8〜10ヶ月頃になると、子犬のサイズによってその成長に大きな違いが見られるようになります。(犬種で異なる成犬になる時期はこちら)超小型犬や小型犬の場合は、成長のスピードが次第に落ち着いていき、体重は出生時の20倍程度という成犬に近い体重に達します(超小型犬の体重は4kg未満、小型犬は10kg未満)。


更に大きくなる中・大型犬

一方で、中型犬、大型犬の場合はまだまだ成長していきます。特に大型犬は生まれてから8~9ヶ月になると筋肉や骨格、臓器がさらに成長していきます。筋肉の発達によって骨格への負担が増す傾向にありますので、関節の発達を支える栄養も考慮する必要があります。


生後15~24ヶ月ー大型犬の場合、大きさがおよそ決まる時期

大型犬の子犬が成犬に達するまでは15ヶ月程度を必要とし、体重は26〜44kgほどになります 。超大型犬の場合はさらに時間がかかり、成犬になるまでには18〜24ヶ月、体重は45kgを超えます。成犬と同等の筋肉がつくと体重も増加し、脚もがっしりとしてきます。


子犬の大きさ・成長段階別に異なる食事の回数

子犬の頃は、胃が小さいため、食べ過ぎてしまうと消化器系がうまく対応できない場合があります。消化不良や下痢などになってしまわないよう、1日の適切な食事量を、何度かに分けて与えることをおすすめします。また、安心して栄養を摂れるよう、食事はなるべく同じ場所や容器、時間に与えます。サイズ別、成長段階ごとの食事回数の目安をお伝えしましょう。成犬になるにしたがって、1日1〜2食にしていきます。

超小型犬・小型犬
中型犬 大型犬・超大型犬
離乳中:4

4ヶ月まで:3

4ヶ月以降:2

成犬:1〜2食

離乳中:4

6ヶ月まで:3

612ヶ月以降:2

成犬:1〜2食

離乳中:4

6ヶ月まで:3

615ヶ月以降:2

成犬:1〜2食

以上のような子犬の成長段階に訪れる変化を知っておくことで、必要とするケアやサポート、適切な食事の準備ができるはずです。さらに細かな個々の子犬に最適なケアや食事の与え方などについては、獣医師の指導を受けることをおすすめします。

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