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ジャーマン シェパードの特徴・性格・飼い方・フードの選び方

<目次>



ジャーマン シェパードの基礎知識

よく訓練されたジャーマン シェパードは、落ち着いており、自信に満ち、用心深く、従順で、非常に賢い犬へとなり得ます。多くの長所を持っているため、ジャーマン シェパードは素晴らしい仲間にもボディガードにもなり、番犬としても牧羊犬としても優れた働きをします。

ジャーマン シェパードは、仕事をすることに大きな喜びを感じます。支配的な態度を取ろうとする場合もありますが、必要な時間と関心を注いでさえいれば、ジャーマン シェパードのトレーニングは容易です。この品種は、運動と学習に対する高いニーズを持っているため、毎日かなりの量の身体的・知的な刺激を与える必要があります。

出典:国際畜犬連盟(FCI)のデータより要点と特徴を抜粋



ジャーマン シェパードの特徴

  • 多才なワーキングドッグになれる
  • 身体的および精神的な運動がたくさん必要
  • 子供のいる家庭に向いている犬



ジャーマン シェパードの性格

ジャーマン シェパードは、忠実で、賢く、順応性のある犬です。社会化とトレーニングをしっかりと行うことで、大きな喜びをもたらす愛情に満ちたペットになるでしょう。



体のサイズ

オスの体高は61cm~66cmくらい、メスの体高は56cm~61cmくらいです。



ジャーマン シェパードの歴史・起源

ジャーマン シェパードは、もともとは中央ドイツや南ドイツの牧羊犬を交配して誕生しました。1889年にジャーマン シェパードの最初の協会が設立されてからは、エネルギーにあふれ、多才で、優秀なワーキングドッグを作り出すことを目的に系統的な繁殖が行われました。

これまで様々な目的のために数々の犬種が作られてきましたが、使役犬としては、ジャーマンシェパードの右にでる犬種はありません。この背景には、ブリーダーたちの熱意があります。19世紀にジャーマンシェパードの頭数が十分になると、ブリーダーたちは様々な作業をこなすための応用力、適応力、勇敢さ、安定した気性が際立つように一貫性をもった交配を続けてきました。そのために、ジャーマンシェパードのスタンダードでは、身体能力、性格、気質が重要視されているのです。



毛色の種類

ブラックのマスクに赤みがかったタン、ゴールド、イエロー、ライトグレー、ブラックまたはダークグレーの単色、ブラックのマスクにブラックのサドルなどが認められています。



品種固有の情報

ドイツ
グループ
FCIグループ1, AKCの分類によるハーディング系
サイズ区分
大型
平均寿命
9–13 歳

落ち着いた性格 / 自信にあふれた / 愛情に満ちた / 快活な / 防御する / 元気な / 従順



ジャーマン シェパードの飼い方、育て方

快活なジャーマン シェパードについて発達段階ごとに詳しく学びましょう。


生後15ヵ月齢まで

ジャーマン シェパードの子犬

ジャーマン シェパードの子犬は、自信と愛情にあふれており、元気がよく、生まれつき高い知能を持っています。生後1年間は、基本的なルールを設定してジャーマン シェパードの子犬を完全に社会化する必要があります。そうすることで、全体的にバランスのとれた成犬に育てることができます。


トレーニング

ジャーマン シェパードの子犬は忍耐力と継続的な強化によって、学習と命令を極めてスムーズに受け入れます。この品種はドッグ スポーツのトレーニングにおいてとくに秀でています。


15ヵ月齢以上

ジャーマン シェパードの成犬

ジャーマン シェパードの成犬は非常に用途が広く、使役犬や介助犬として大変優れています。忠実で賢く、生まれつきどんな年齢の子供にも寛容なため、素晴らしい家族の仲間になります。


運動

成犬のジャーマン シェパードは必要な運動量が非常に多いため、静かな生活を好む人には向いていません。身体的にも精神的にも楽しめるゲームなど、屋外で最低2時間は運動することが推奨されています。

ジャーマン シェパードは、数々のドッグスポーツでも優れた成績を残す極めて多才な犬です。牧羊犬グループに属しているジャーマン シェパードは、牧羊犬コンテストやトライアルで素晴らしい能力を発揮するほか、従順で利口な性質のためオビディエンス(服従)やアジリティー(機敏性)などの種目でも優秀な成績を収めます。


働くジャーマン シェパード

ジャーマン シェパードの成犬は、極めて信頼性の高い嗅覚にスタミナと知性が加わり、警察や軍事、緊急サービスの分野で秀でた活躍を見せています。一方で、本来の役割である牧畜犬としても働き続けています。

生来の忠誠心と知性により、この汎用性の高い品種は介助犬やセラピー犬としても優れており、コンパニオンとなる人間をサポートしています。家庭では、その警戒心の強さにより、信じられないほど素晴らしい番犬になります。


ジャーマン シェパードの健康と老化

ジャーマン シェパードは、8歳になるとシニア犬とみなされます。加齢とともに、ジャーマン シェパードの聴力や視力が低下する可能性があります。

これは高齢の犬では普通のことですが、ライフスタイルや可能な活動に影響を与えます。また、しばしば関節の硬化により運動に対する意欲が低下することもあります。関節痛を和らげるため、高齢の愛犬が快適に過ごせるように工夫することが重要です。


運動量が多く、活動的なジャーマンシェパード。飼い方の注意点は?

学習能力が高いため、早いうちからしつけを始めたほうがいい犬種です。
屋内でも飼育可能ですが、運動量の多い犬種ですので、毎日お散歩につれていって運動させてあげてください。部屋に閉じ込められているような状況には耐えられない犬種です。また、飼育環境はある程度の広さがあることが理想的です。


日常的なお手入れはどうすればいい?

密集したダブルコートで、オーバーコートは、ごわついた直毛です。もともと牧畜犬だったため、寒い野外での作業にも耐えられるような厚い被毛をもっています。日常的なお手入れは週に2~3回程度のブラッシングで大丈夫ですが、大量の毛が抜ける換毛期には、ブラッシングの回数を増やしてあげましょう。


健康維持のために注意することは?

ロイヤルカナンの研究開発センターが行った皮膚のpH測定試験によると、ジャーマンシェパードの皮膚のpH値は、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーに比べてアルカリ度が高いという特徴があります。また、アルカリ性の皮膚は、酸性の皮膚に比べて細菌増殖を誘導しやすいという研究報告があります(ChikakanaとTakahashi, 1995;MatousekとCampbell, 2002)。 ジャーマンシェパートは、皮膚のトラブルが起きやすい犬種ですが、それは、この皮膚pH値が関係していると考えられます。皮膚を健康的な状態に保つためには、皮膚のバリア機能を健康的に維持するために必要な栄養成分をバランスよく食事から摂取することが大切です。

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ジャーマン シェパードの年齢(ライフステージ)にあった食事の選び方

ジャーマンシェパ―ドの犬種としての特徴を考えると、健康的な消化機能の維持、皮膚と被毛の健康維持、骨と関節の健康維持に配慮したフードを選ぶといいでしょう。


  • 健康な消化機能の維持
  • 大型犬は、腸が長いため消化物の消化器官の通過時間が長くなります。その分、腸の内容物の発酵が進んでしまい、臭いが強く、柔らかいうんちが出やすくなります。 ジャーマンシェパードもそうした犬種のひとつです。消化器官に負担をかけないように消化性に配慮した食事を選んであげてください。同時に腸内細菌のバランスを整えるための工夫も必要です。 米やコプラ油(ココヤシからとれる脂分)は、消化がよく、消化器官への負担をおさえつつ、体内でエネルギーに変換することができます。健康的な皮膚被毛の維持、筋肉の維持に欠かせないタンパク質の消化性にも配慮が必要です。
    タンパク質は原材料のまま使用するよりも、加工をすると消化性が格段に向上します。例えば、大豆そのものより、大豆に含まれる消化できない繊維質などを取り除いて加工した豆腐のほうが、消化性が高くなります。ドッグフードの原材料においても、肉類、大豆、小麦などの原材料から、タンパク質を取り出す加工をすると、消化率は90%以上まで向上します。

    また、健康的な腸内環境の維持のために、働きの異なる複数の食物繊維をバランスよく組み合わせて摂取すると、腸内細菌のバランスを理想的に維持するサポートになります。


  • 健康な皮膚と被毛の維持
  • 皮膚・被毛は、健康状態のバロメーターです。皮膚や被毛は、病原体や有害物質が体内にはいってくることや体内の水分が失われることを防ぐバリア機能、体温調節など、健康維持に欠かせない重要な役割をもっています。
    皮膚や被毛を作っているケラチンと呼ばれるタンパク質は、メチオニン、シスチンと呼ばれるアミノ酸から構成されています。これらのアミノ酸は、食事から摂取されたタンパク質が分解、吸収され、新しく合成されたものです。なんらかの理由で消化されなかったタンパク質は、体内で吸収して利用することができないだけでなく、アレルゲンとして認識され、食物アレルギーの原因になることもあります。
    ですから、タンパク質の「消化性」は、皮膚の健康を保つためにも、食物アレルギーを起こしにくくするためにも、非常に重要なのです。


  • 健康な骨と関節の維持
  • 運動能力が高く、活動的であるという犬種としての特徴は、ジャーマンシェパードの骨や関節にも負担をかけます。関節軟骨を構成する成分であるグルコサミンやコンドロイチン硫酸を適切に摂取できるフードを与えるといいでしょう。


  • ジャーマンシェパードという犬種にとっての最適なフード
  • ジャーマンシェパードという犬種が他の犬種と異なる特徴に配慮したフードを選ぶことが大切です。それには、栄養バランスの面だけでなく、ジャーマンシェパードの独特の食べ方や体質の特徴に配慮することが大切です。

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