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ラブラドール レトリバーの特徴・性格・飼い方・フードの選び方

<目次>



ラブラドール レトリバーの基礎知識

ラブラドール レトリバーの強靭な体格とオープンで気楽な気質は、飼っていて飽きない魅力の1つになっています。

水泳、追いかけっこ、遊び、オーナーと散歩など、ラブラドール レトリバーは何でも喜んで楽しみます。トレーニングが簡単で利口でバランスが取れていて、とりわけ遊び好きの品種がお好みなら、ラブラドール レトリバーをおすすめします。

ほとんどのラブラドール レトリバーは子供が大好きです。この品種について覚えておくべきことは、かなり食欲があるということです。そのため、適正な体重を維持することが他の品種よりも難しい場合があります。しかし、バランスのとれたヘルシーな食事を与え、たくさん運動することで、適正な体重を保つことができます。

出典:国際畜犬連盟(FCI)のデータより要点と特徴を抜粋



ラブラドール レトリバーの特徴

  • 十分なスペースが必要
  • たくさんの運動が必要
  • 子どもに優しい



ラブラドール レトリバーの性格

知的で物覚えが良く、素直な性格です。もともと狩りの獲物を回収する能力に優れた回収犬ですが、攻撃性がなく落ち着いた性格のため、盲導犬や介助犬、救助犬など、さまざまな分野で活躍しています。ペットとして、最も人気のある犬種のひとつです。



体のサイズ

オスの体高は57cm~62cmくらい、メスの体高は55cm~60cmくらいです。



ラブラドール レトリバーの歴史・起源

多くの愛好家がおり、ラブラドール レトリバーは相変わらず、世界中の品種の中で最も人気のある犬の1つになっています。
ラブラドールレトリバーの祖先は、18世紀にカナダのニューファンドランド島ラブラドール半島で、網から逃げた魚を捉えて漁師の手伝いをしていました犬と考えられています。
この犬は、英国からの入植者にセント ジョンズ ウォーター ドッグと呼ばれていました。
のちに英国に持ち込まれ、より能力の高いレトリバーを作り出すために、イングリッシュ セッターなどと交配されてラブラドールレトリバーが生み出されました。今日知られている品種は1800年代初頭にイギリス人によって確立されたものです。英国にある世界最古のケネルクラブ、ザ・ケネルクラブは、1903年に初めてこの犬種を登録しました。

ラブラドール レトリバー クラブが1916年に設立され、その後すぐに初めての規格が確立されました。ほとんどのラブラドール レトリバーは労働向けに作られ、その名前はすぐに知れ渡りました。英国には、1800年代後半にピーター ホーカー大佐とマルムズベリー伯によって初めて紹介されました。



毛色の種類

ブラック、イエロー、ブラウン(チョコレート、レバー)が認められています。イエローは、淡いクリームからレディッシブラウン(赤茶)までの色が認められています。

また、同じような体格で同じように「レトリバー」であるゴールデンレトリバーは、同じ犬種の長毛ではなく、異なる犬種です。ケアのポイントだけでなく、基本的な性格にも違いがあります。ゴールデンレトリバーが陽気でサービス精神が豊富なのに比べて、ラブラドールレトリバーは生真面目な性格です。この真面目な性格が盲導犬として、広く活躍することに役立っています。例えば、動いてはいけない場面では、オーナーが動こうとしても真面目なラブラドールレトリバーは、頑として動きません。一方、サービス精神豊富なゴールデンレトリバーは、オーナーが動こうとすると一緒に動いてしまいがちです。 余談ですが、盲導犬が洋服を着ているのをよく見かけますが、それば、抜け毛が周りの人につかないようにという配慮によるものだそうです。



品種固有の情報

イギリス
グループ
FCIグループ8, AKCスポーティング グループ
サイズ区分
大型
平均寿命
10–14 歳

落ち着いた性格 / 機敏 / 順応性のある / 忠実な / 利口 / 愛情に満ちた / 元気な



ラブラドール レトリバーの飼い方、育て方

愛情に満ちたラブラドール レトリバーについて、ライフ ステージごとに詳しく見てみましょう。


生後15ヵ月齢まで

ラブラドール レトリバーの子犬

ラブラドール レトリバーの子犬は気立てが良く、非常に機敏で活動的です。鋭敏な嗅覚と、ソフト マウス(獲物に歯型を付けずに回収する技術)、そして水に対する強い興味をもっています。忠実でのんびりした性格のこの犬は、素晴らしい順応性を備えた仲間になります。


トレーニング

ラブラドール レトリバーは、生まれつきの優れた学習能力が備わっている子犬の時期に、できるだけ早くトレーニングを始める必要があります。

ラブラドール レトリバーの子犬は、利口で人を喜ばせるのが大好きです。このため、オビディエンスやフライボールといったドッグ スポーツなど、さまざまな領域のトレーニングを極めてスムーズに受け入れます。


15ヵ月齢以上

ラブラドール レトリバーの成犬

ラブラドール レトリバーの成犬は獲物を回収する能力で有名ですが、非常に汎用性の高い介助犬でもあり、盲導犬や捜索救助犬といった多様な分野で働いています。ただし、一般的には家族のペットとして暮らすことが最も多い犬です。


運動

ラブラドール レトリバーは、健康維持のためにたくさんの運動を必要とする、エネルギーにあふれた犬です。身体的および知的に楽しめる遊びを含め、1日2時間以上の運動が推奨されます。

ラブラドール レトリバーは水が大好きなため、水泳を大いに楽しむ傾向があります。水泳はありあまったエネルギーを発散させるのに最適です。


使役犬としてのラブラドール レトリバー

ラブラドール レトリバーは、どのような仕事を与えられても素晴らしい働きをすることから、ワーキング ドッグとして世界中で絶大な人気を誇っています。

ラブラドール レトリバーは盲導犬や介助犬として特に有名ですが、優れた聴覚犬にもなれるほか、鋭い嗅覚を持っているため探知犬としても理想的です。


ラブラドール レトリバーの健康

ラブラドール レトリバーが生涯あらゆる段階において健康かつ幸せに過ごせるよう、適切なケアの方法を知ることが重要です。年を取るにつれて、股関節と肘関節形成不全、進行性網膜萎縮症(PRA)、白内障が起こりやすくなります。


老化

ラブラドール レトリバーは、8歳になると高齢期とみなされます。

年齢が上がると、関節の硬さを主な要因として、運動への意欲が低下することがあります。そのため、高齢の犬の関節の痛みが和らぐように快適に過ごさせることが重要です。

ラブラドール レトリバーの食事には、運動不足や、高齢の犬によく見られる食の選り好みを考慮したバランス調整が必要です。


体脂肪率が高い犬種。飼い方の注意点は?

ラブラドールレトリバーは、網から逃げた魚を捕らえて猟師の手伝いをしたり、鳥猟で水に落ちた鳥を回収して猟師の手伝いをしたりしていた犬種です。冷たい水に入っても体温維持ができるように体脂肪が豊富です。また、高い体脂肪率を維持するために、たくさん食べる習性があります。通常ペットとして飼われている場合でもその犬種としての特徴は変わらないため食欲は旺盛ですが、狩りの手伝いのような運動量もなく、冷たい水に入るような機会もないため、摂取したカロリーが消費できず、太ってしまいがちです。ですから、適正体重を維持するためには、日常的な運動とともに食事でカロリーや栄養管理してあげることが理想的です。


日常的なお手入れはどうすればいい?

短く硬めの被毛が密集して生えており、アンダーコートは水をはじきます。短毛ですが、抜け毛がありますので、日常的なブラッシングが必要な犬種です。特に換毛期には、かなり毛が抜けますので、ブラッシング、コーミングの回数を増やして抜け毛が残らないようにしてあげましょう。


健康維持のために注意することは?

もともと猟犬ですので、活動的で運動量が多い犬種です。運動不足はストレスになってしまいますので、毎日1時間以上のお散歩で運動させてあげることが理想的です。また、活動的で、太りやすいことから、関節に負担がかかってしまいやすい犬種です。関節に過剰に負担がかからないように、体重管理することはもちろんですが、健康な関節の維持をサポートする栄養素を食事からとれるように配慮してあげるといいでしょう。

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ラブラドール レトリバーの年齢(ライフステージ)にあった食事の選び方

ラブラドールレトリバーの犬種としての特徴を考えると、理想的な体重の維持、健康な骨と関節の維持のサポート、健康な皮膚と被毛の維持に配慮したフードを選ぶといいでしょう。


  • 理想的な体重の維持
  • ラブラドールレトリバーは、食いしん坊な上に太りやすいという特徴があります。
    体重の維持管理は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが鍵です。犬は自分では食事の量をコントロールできませんので、体重管理の責任はオーナーにあるのです。犬の肥満はオーナーの食べ物の与え過ぎと運動不足が原因です。愛犬に与える食事のカロリーと栄養バランスに配慮しましょう。
    ラブラドールレトリバーは、成犬時の体重が25kg~30kgになる大型犬ですが、人間と比べると、1日のカロリー必要量は少ないのです。食事の他に、人間の感覚でおやつをあげたりしているとすぐに必要量以上になってしまいます。


    1日のカロリー必要量
    成人男子: 2500 kcal
    成人女子: 2000 kcal
    体重30kgの犬: 1400 kcal


    また、摂取カロリーを調整して体重を維持しようとするとき、必要な栄養まで減らさないようにする配慮が必要です。たとえば、カロリーを抑え、満腹感を持続させようと、食物繊維の配合が多い食事を与え続けていると、筋肉の健康的な維持に必要なタンパク質が十分に摂取できず、筋肉量が保てなくなってしまう可能性があります。ですから、ラブラドールレトリバーという犬種にとって最適な栄養素バランスの食事を考え、与えることが大切です。


  • 骨と関節の健康維持をサポート
  • ラブラドールレトリバーは、筋肉質な体型で活動的、かつ太りやすい体質であることから、他犬種に比べて関節に負担がかかりやすい犬種です。健康な骨と関節の維持をサポートするグルコサミン、コンドロイチン硫酸、およびEPA・DHAを適切に食事から摂取することが理想的です。


  • 健康な皮膚と被毛の維持
  • 皮膚や被毛には、病原体や有害物質の侵入や水分などの損失を防ぐバリア機能、体温調節機能など、さまざまな役割があります。犬は、人間より体が小さいため、体積に対する表面積(=皮膚)の割合が高く、大型犬の場合、体重の10%~15%を皮膚が占めるといわれています。
    皮膚も被毛もケラチンと呼ばれるタンパク質からできていますので、健康な皮膚と被毛の維持には、たくさんのタンパク質が必要です。
    また、水をはじく被毛をもつラブラドールレトリバーの皮脂の分泌量は、プードルの5倍もあります。健康的な皮脂の分泌を維持するためにも、EPA・DHAなどの脂肪酸の摂取は重要ですが、ラブラドールレトリバーの太りやすい性質に配慮した、適切なバランスであることが大切です。


  • ラブラドールレトリバーという犬種にとっての最適なフード
  • ラブラドールレトリバーという犬種が他の犬種と異なる特徴に配慮したフードを選ぶことが大切です。それには、栄養バランスの面だけでなく、ラブラドールレトリバー独特の食べ方の特徴に配慮することが大切です。
    ラブラドールレトリバーは食いしん坊で、食べるのが早く、あっという間に出されたフードを完食してしまいます。咀嚼することは、満腹感を与えるといわれています。よく噛んで食べるキブル(粒)の形のフードを選ぶことで、ラブラドールレトリバーの食べすぎを抑えることができます。

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