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ヨークシャーテリアの特徴・性格・飼い方・フードの選び方

<目次>



ヨークシャーテリアの基礎知識

気骨と個性があふれるヨークシャーテリアは、素晴らしいコンパニオン ドッグになります。

ヨークシャーテリアは、定期的なグルーミングを要する見事な被毛をもっています。

ヨークシャーテリアは子供とは合わないことがあり、特に活発で騒々しい子供との相性は良くありません。テリアがもつ支配的な気質により、他のペットや犬に対し挑発的な態度を取ることがあります。とは言え、犬の気質はトレーニングや育て方によるものであることが多いため、トレーニングをしっかり行えばヨークシャーテリアは素晴らしい家庭犬になります。

出典:国際畜犬連盟(FCI)のデータより要点と特徴を抜粋



ヨークシャーテリアの特徴

  • 頻繁なグルーミングが必要
  • 子供との相性が良くない可能性がある
  • 運動がほとんど必要ない



ヨークシャーテリアの性格

ヨークシャーテリアは愛玩犬らしい見た目とは裏腹に、テリア気質で狩猟本能も残っているため、家の中のおもちゃでも庭のネズミでも興味を示します。



体のサイズ

体高は、15cm~23cmです。



ヨークシャーテリアの歴史・起源

ヨークシャーテリアは、19世紀の初めスコットランド、クライド地方でスカイテリアの一種である「クライドデール」という小型の狩猟犬がルーツです。産業革命によって炭鉱労働者と一緒にヨークシャーに移り住んだ犬たちとヨークシャー地方にいた犬が掛け合わせられ、ヨークシャーテリアとして知られるようになりました。
ヨークシャーテリアという犬種名は、1886年に、イギリスにある最古のケネルクラブである、ザ・ケネル・クラブ(The Kennel Club)によって命名されました。その後、1898年に、スタンダートが公開されました。
もともと炭鉱に住むネズミを駆除する目的で飼われていましたが、のちにファッショナブルなペットとなりました。米国や欧州で特に小さな個体が人気になり、1930年の初頭により小型化されました。
今では、世界で最も人気のある小型犬のひとつとなっています。



毛色の種類

色は一種類ですが、成長段階によって被毛の色が変わります。生まれたばかりの子犬期の被毛の色はブラックとタンですが、数ヵ月を経て、スティール グレーに変わります。
成犬時には、ダーク スティール ブルー(シルバー ブルーではなく)の被毛が後頭部から尻尾の付け根まで覆っており、胸の前方は、リッチフォーン(濃いめの単黄褐色)です。リッチフォーンの被毛は、生え際で色が濃く、根本に向かって薄い色になっています。



品種固有の情報

イギリス
グループ
FCIグループ3, AKCノンスポーティング グループ
サイズ区分
超小型
平均寿命
15–16 歳

警戒心の強い / 利口 / 元気な / 落ち着いた性格 / フレンドリー



ヨークシャーテリアの飼い方、育て方

賢いヨークシャーテリアについて発達段階ごとに詳しく学びましょう。


生後10ヵ月齢まで

ヨークシャーテリアの子犬

ヨークシャーテリアの子犬は、エネルギーにあふれ、警戒心が強く、生まれつきの賢さを備えています。ヨークシャーテリアの子犬は非常に小さいので、最初に到着したときは安全を確保するため、家の中に囲まれたスペースを用意することをおすすめします。


トレーニング

ヨークシャーテリアの子犬は、厳しいトレーニングを受け付けません。そのため、良い行動を褒めたり愛情を示したりすることによって、望ましい行動を強化するのが最善の方法です。

ヨークシャーテリアは、生まれつきの優れた学習能力が備わっている子犬の時期に、できるだけ早くトレーニングを始める必要があります。

愛犬の社会化を十分に行い、子犬の頃から生活の基本的なルールをしっかりと理解させることが、成犬になった時のウェルビーイングと行動に非常に大きな影響を与えます。


10ヵ月齢以降

ヨークシャーテリアの成犬

活動的で賢い気質を持つヨークシャーテリアの成犬は、大きな満足感を与えてくれる元気なコンパニオン ドッグになるでしょう。


運動と生活の要件

ヨークシャーテリアは運動に関して特に厳しい要求はありません。朝晩の短時間の散歩でニーズが満たされ、成犬の体型が保たれます。

ヨークシャーテリアは、非常に充実した気力を持っていますが、それは遊びやアクティビティで簡単に消費できます。テリアには熱心なハンターとしての本能が備わっているため、ヨークシャーテリアは小型ペットを飼っている家族にはお勧めできません。


ヨークシャーテリアの健康

ヨークシャーテリアが生涯のあらゆるライフステージを健康かつ幸せに過ごせるよう、適切なケアの方法を知ることが重要です。年齢が上がるにつれて、膝蓋骨脱臼や低血糖症に悩まされることがあります。


高齢化

ヨークシャーテリアは10歳になるとシニア犬と見なされます。ヨークシャーテリアの食事には、運動不足や、高齢の犬によく見られる食の選り好みを考慮したバランス調整が必要です。

新しい食事には、健康維持に必要とされる大切な栄養素がすべて含まれるようにしましょう。この段階で、定期的に獣医師のところで健康診断を受けさせることをおすすめします。獣医師が、高齢化によってもたらされる栄養上の変化や健康上の問題についてアドバイスしてくれるでしょう。


日常的なお手入れはどうすればいい?

ヨークシャーテリアの特徴のひとつである絹のように艶やかな被毛には、アンダーコートがありません。また、通常ひとつの毛穴から3~5本の毛(メインの毛と二次的な毛)が生えていますが、ヨークシャーテリアは毛穴から1本の毛しか生えていないため、毛の密度が他の犬種の約半分です。密度が低いことやアンダーコートがないことにより、ヨークシャーテリアは、他の小型犬より気温の極端な変化や都市公害のような環境の悪影響を受けやすく、皮膚が乾燥しやすいという特徴があります。
健康な皮膚と被毛を維持するためには、それらのもととなるタンパク質はもちろん、皮膚のバリア機能を維持するための栄養素もバランスよく摂取する必要があります。


健康維持のために注意することは?

小型犬は、他のサイズの犬に比べ、歯に関するトラブルが起こりがちですので、歯の健康維持に配慮が必要です。ヨークシャーテリアもそうした犬種のひとつです。
小型犬は、歯の長さに対する顎の骨の厚みが薄いため、歯石に含まれる細菌による顎の骨へのダメージの影響を受けやすくなっています。
歯磨きができれば理想的ですが、難しい場合は、よく噛んで食べることを促すキブル(粒)のフードを選ぶといいでしょう。

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ヨークシャーテリアの年齢(ライフステージ)にあった食事の選び方

ヨークシャーテリアの犬種としての特徴を考えると、口内環境、繊細で美しい被毛、気まぐれな食欲に配慮したフードを選ぶといいでしょう。


  • 口内環境への配慮
  • 犬の口腔内は弱アルカリ性で、酸性を好む虫歯菌が繁殖しにくい環境です。そのため、虫歯はそれほど多くなく、口腔内のトラブルのほとんどは、歯周病です。歯周病は、歯石が蓄積して起こりますので、歯石の原因となる歯垢がたまらないようにすることが大切です。
    歯垢の除去には、ブラッシングが有効ですが、口の周りを触られるのを嫌がる犬に歯磨きをするのは、難しいことも多々あります。よく噛んで食べることを促すキブル(粒)は、ブラッシングの代わりとして、歯垢の蓄積を抑えます。
    また、人の歯磨ペーストにも使用されているポリリン酸は、歯の健康維持に役立ちます。


  • 繊細で美しい被毛
  • ヨークシャーテリアの被毛は継続的に伸び続け、背中から身体の両側面をとおり足もとまで覆っています。アンダーコートがなく、オーバーコートは柔らかく驚くほど光沢があります。被毛の材料となるタンパク質や被毛のしなやかさを維持するための脂肪酸を適切に摂取する必要があるのはもちろんですが、ダーク スティール ブルーの被毛を美しく維持するには、 メラニン色素のもととなるアミノ酸を適切に摂取する必要があります。アミノ酸は、20種類ほどありますが、その中のチロシンというアミノ酸がメラニン色素のもとになります。また、メラニン色素を作るには、ミネラルの銅も必要ですので、合わせて適切な量の銅を摂取する必要があります。


  • 細く気まぐれな食欲
  • 大型犬と比較すると、臭いを感じ取る嗅覚細胞の数が少ないため、犬が美味しさを感じるときに大切な臭いを感じ取る力があまり強くありません。そのため、食が細くなったり食べムラが起こったりすることがあります。
    食事選びには、ヨークシャーテリアが「おいしい」と感じる臭いのフードを選んだり、少し温めて臭いがたつようにしたりするなどの工夫をしてあげてください。


  • ヨークシャーテリアという犬種にとっての最適なフード
  • ヨークシャーテリアという犬種が他の犬種と異なる特徴に配慮したフードを選ぶことが大切です。
    それには、栄養バランスの面だけでなく、ヨークシャーテリア独特の食べ方の特徴に配慮することが大切です。

健やかな生活の始まり

子犬時代には肉体的にも行動的にも大きな変化が起こります。新人のペットオーナーにとっては多くのことを学ぶときです。ここでは、子犬が強く健康的に成長するよう、最高の生涯のスタート方法についてご紹介します。

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