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子猫のご飯の与え方 - 健康を支える食事の回数や量について

生まれたばかりの子猫が成猫になるまでにはおよそ12ヵ月かかると言われており、子猫が成長する段階に応じて、与えるご飯の内容や量、回数を変える必要があります。この記事では、生まれてから4週間まで、4ヵ月まで、12ヵ月までの各時期に合わせたご飯の与え方を紹介します。子猫がすくすくと健康に育つよう、適切な食事でサポートしましょう。
Kitten Sacred Birman sitting indoors eating from a white bowl.

生まれてから4週間までの子猫のご飯の与え方

子猫が生まれて4週間ごろまでは母乳を飲んで育ちます。この時期には、母猫が子猫に安心して母乳を与えることができる環境を整えることが何よりも重要です。

出産後72時間以内に分泌される母乳を「初乳」といいますが、初乳を飲ませることは子猫の免疫システムを育てるうえでとても重要です。免疫力をつけるための成分が豊富に含まれる初乳を経て、母乳は成長に必要な栄養素を摂ることができる成分へと変わっていきます。母猫の母乳が出ない、十分な量が分泌されない、同時に生まれた子猫の数が多い、という場合は、子猫に十分な栄養を与えられない可能性があります。その際は、人工のミルクを与えてもいいかどうか獣医師に相談しましょう。

子猫、母猫ともに普段から体重を量ってその変化を確認しておきましょう。子猫の場合は、母乳やミルクの飲み方を覚えるまでの間、少し体重が減ることがあります。しばらくすると体重は増えていきますが、もしも体重の増加が止まったり、減ってしまったりした場合は獣医師に相談してください。(子猫の体重管理に関する詳細はこちら)。


生後4週間~4ヵ月ごろまでの子猫のご飯の与え方

 

子猫が生まれ4週間が経過すると、固形のご飯に興味を示し始めますので、離乳食を与えていきます。子猫の乳歯は生後5週間から6週間ごろには生えそろいますが、消化器はまだ未熟ですので、硬いものや大量の固形物を食べきることはできません。消化しやすい硬さのご飯を与える必要があります。

子猫がしっかりと消化できるよう、ドライキブル(粒タイプ)のキャットフードを、子猫用のミルクや水に浸し、やわらかい状態にして食べさせてみましょう。ドライではなく、子猫向けのウエットタイプのキャットフードをあげてみるのもおすすめです。

離乳食を与え始めるということは、これまで母乳から得ていた免疫力を高める成分を摂取する機会が減少することを意味します。子猫が引き続き免疫力を維持できるよう、抗酸化成分を豊富に含んでいて、成長を支えるために高カロリーかつ栄養価が高いように設計されたご飯を選びましょう。

この時期によい生活習慣を身につけさせることが、ペットオーナーにとっても子猫にとっても大切です。ご飯の時間や、食べる場所、遊ぶ場所、寝る場所、トイレなど、それぞれの場所を決めましょう。また、子猫がいつでも新鮮な水を飲めるよう、普段からお水の用意に気を配ってあげましょう。

生後4ヵ月齢から12ヵ月までの子猫のご飯の与え方

子猫が生まれて4ヵ月ごろまでは、急速に成長し、体重は生まれた時のおよそ4〜5倍になります。4ヵ月を過ぎて12ヵ月齢になるまでの、成猫の体になるまでの期間では、体重の増加は緩やかになっていきます。この時期は体重あたりの必要エネルギーが相対的に減少していくため、エネルギーや脂肪は4ヵ月までのご飯よりも少なくしつつ、筋肉の成長に必要なタンパク質を十分に摂れる食生活が重要となります。

猫はご飯を少量ずつ食べる性質があり、1日に15〜20回「食べる」という行為を行う猫も多いと言われています。食べる量は自分で調整できますので、その日に必要な量のご飯をボウルに用意しておけば、自分のペースで分けて食べていきます。適切な食習慣を維持し、ストレスなくすくすくと成長していくためにも、静かで落ち着いて食べられる環境を用意しましょう。


避妊・去勢後のご飯の与え方は注意が必要

子猫が生まれてから6〜7ヵ月ごろには、思春期を迎えます。望まない妊娠や感染症などを防ぐため、また病気になるリスクを減らし、猫に長生きしてもらうために、避妊去勢手術を施す場合もあると思います。

猫に避妊・去勢手術を実施した場合、そのあとに体重が急激に増える可能性があります。なぜなら、エネルギー消費が30%減少する一方で、食欲が最大26%まで増加すると言われているからです。獣医師に相談しながら、猫の品種や性別に相応しいご飯を与えましょう。そして、過度な体重増加を防ぐためにも、こまめに体重を量って経過を見守ってください。 (子猫の体重管理に関する詳細はこちら)。


12ヵ月以降、成猫になった後のご飯の与え方

生まれて12ヵ月を迎えるころには、成猫に適したご飯をライフスタイルに応じて与えるようにします。たとえば、普段から室内で座りがちな生活をしている猫と、活発に動き回る猫を比べると、そのエネルギー消費量は異なりますので、当然フードの量も変わってきます。肥満によって健康上の課題が生じてしまうことのないよう、適切な量のご飯を与えることを心がけてください。

生まれたばかりの子猫のころから、その子猫が過ごしやすい環境を整え、生活スタイルを観察しながら適切な食事の習慣を組み立てていきましょう。適切なご飯は、健康に成猫へと成長していくことや健やかに長生きすることの土台となります。もしも、適切なご飯の量や回数がわからない場合は、獣医師に相談してみましょう。

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