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ビーグルのご紹介 

世界で最も人気のある犬の1種であるビーグルは、忠実で愛情深く、利口な犬です。大きな茶色の目、垂れ耳、そして「訴えかけるような」表情をするハンサムな猟犬にはたまらない魅力があります。狩猟犬としての歴史があるため、トレーニングが少し難しいことや平均よりも吠える傾向がありますが、 ビーグルにはその努力に見合う価値が絶対にあります。少しの時間と忍耐で、あなたにも「スヌーピー」のような存在ができるでしょう。

正式名称:ビーグル

別名:ハウンド、イングリッシュ ビーグル

原産:イギリス

立っているビーグルの成犬(白黒)
  • よだれの量 

  • トリミングの必要性 

  • 抜け毛の量 

  • 吠える 

  • エネルギー レベル 

  • 他のペットとの相性 

  • 暖かい気候への適性 

  • 寒い気候への適性 

  • アパートでの生活への適正 

  • 1匹で過ごせる* 

  • 家族向きのペット*

*ペットをあまりに長時間留守番させることは避けましょう。一緒に過ごすことで、精神的なストレスや破壊的な行動をおさえることができます。   品種ごとの特性はあっても、ペットにはそれぞれ個性があります。品種の特性に関する概要については、目安として参考にしてください。   幸せで健康的な、社会のルールに順応できるペットに育てるために、ペットをトレーニングして社会化させるだけでなく、基本的な福祉面でのニーズ(および社会的かつ行動上のニーズ)を満たすことをおすすめします。   目の届かない状況で、ペットを子供と一緒に放置してはなりません。   さらにアドバイスが必要な場合は、ブリーダーまたは獣医師にご相談ください。   すべてのペットは社交的であり、ペットオーナーと一緒に過ごすことを好みます。ただし、幼い頃からペットオーナーがいない状況に対処するようにトレーニングすることができます。この場合、獣医師またはトレーナーにアドバイスを求めてください。 
ブラック、ベージュ、ホワイトのビーグルのイラスト
オスメス
高さ高さ
33 - 38 cm30.5 - 33 cm
体重体重
9 - 13 kg9 - 10 kg
ライフステージ
成犬期
12か月~7歳
中高齢期高齢期
7~10歳10~20歳
成長前期成長後期
誕生~2か月2〜12か月
ピンクのボールをくわえて走っているビーグルの子犬
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ビーグルについて

この犬種について知っておくべきこと

内気そうな表情、垂れ耳、そして表情豊かな目をもつビーグルが、世界各地で最も愛されている犬種の1つであるのも 

ビーグルの起源については、正確なことはわかっていません。しかし、何百年にもわたって人間と共に生活してきたと考えられています。もともとはローマ人の猟犬の子孫であったと信じられており1800年代にイギリスで人気を博しました。1890年にビーグル クラブが設立されるとすぐに、品種のスタンダードが確立されました。 

現在、アメリカン ケネル クラブによると、 ビーグルは世界で最も人気のある犬のトップ10に入っています。ビーグルは映像の分野でも活躍しており、クレイ アニメ シリーズの「ウォレスとグルミット」や人気のテレビ番組「ザ・ワンダー・イヤーズ」から子供向け映画「シャイロ」まで、広く主役を演じてきました。なかでもスヌーピーは一番有名なビーグルで、「ピーナッツ」という漫画に登場しました。 

ビーグルの被毛は赤茶色、ブラック、ホワイトで、外観は ビーグルの品種には2つの異なるタイプがあります。アメリカン ケネル クラブは肩の位置で13インチ未満のものと13〜15インチのタイプを区別しています。英国のビーグルは若干大型です。 

ビーグルはかなり体格の良い健康的な犬種で、寿命も長いのが特徴です。15歳近くまで生きる場合が多く、もっと長く生きるビーグルもいます。 

ビーグルは活動的でエネルギーにあふれており、毎日少なくとも1時間、理想をいうと2時間以上の運動が必要です。群れでのハンティング用に繁殖された経緯があるため、一匹よりも仲間といるほうが得意です。 

ビーグルを飼う前にもう一つ知っておいたほうがよいことは、彼らは自分の声を聞くのが好きなため、よく吠えることです。また、他の品種に比べてトレーニングをしにくい傾向がありますが、トリーツと少しの忍耐があれば問題ありません。 

簡潔に言うと、忠実なビーグルは素晴らしい家庭犬になります。少しの努力をするだけ彼らはあなたの新しい親友となるでしょう。 

座っているビーグルの子犬(白黒)
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ビーグルにまつわる2つの事実 

1. 嗅覚について

ブラッドハウンドとバセット ハウンドと同様に、 ビーグルも最も発達した嗅覚をもつ犬種です。なんと、ビーグルの鼻には約2億2000万個の嗅覚受容器があります。

2. 優れた探知犬 

この優れた嗅覚のため、多くのビーグルが空港で探知犬として活躍しているのは当然のことと言えるでしょう。通常は爆発物や麻薬を嗅ぎ付けるために繰り出しますが、最近では、コロナウイルスを検出するように訓練されています。

座っているビーグルの子犬(白黒)
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この品種の歴史

愛犬家の間ではいろいろと推測されていますが、 ビーグルの起源は謎に包まれたままです。おそらく、ウサギなどを捕まえるためにローマ人が使っていた狩猟犬の子孫であると考えられています。ビーグルはエリザベス朝時代以降の絵画や文学に登場します。 

当時のビーグルはより小型のワイヤーヘアードで、なかには狩猟用ジャケットのポケットに入れて持ち運べるほど小型なタイプもいました。ビーグルのサイズは時代とともに大型化しましたが、この品種の小型版である「ポケット ビーグル」というタイプは今でも存在します。 

ビーグルの名前の正確な由来は時代とともに忘れられてしまいましたが、多くの人はゲーリック語の「ビーグ」(少し)に由来すると考えています。また、この名前はフランス語の「ビギャール」(狩猟用の角笛)から来ているという人もいます。 

前置きはさておき、現代のビーグルの品種は、1830年代頃にイギリスで出現したと考えられています。おそらくタルボット ハウンド、ノース カントリー ビーグル、サザン ハウンドなど複数の品種の交配種である可能性があるのは、 ビーグルの性格がこれらの品種のいいとこ取りだからです。 

1890年にイギリスでビーグル クラブが設立されるとすぐに、品種のスタンダードが確立されました。今日では、 ビーグルは世界各地の最も好かれる品種のリストに常に入っています。

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頭から尻尾まで

ビーグルの身体的特徴 

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1.頭部

長い垂れ耳と角張った形の鼻を備えたドーム状の頭蓋骨。

2.

大きくて表情豊かな茶色またはヘーゼル色の目。

3.被毛

被毛は短くなめらかで密集しており、色はホワイト、タン、ブラックなどさまざま。

4.

まっすぐで水平な背中のラインと短めの四肢を備えた筋肉質でしっかりした体。

5.尻尾

長くてピンと立った尾は先が白いことが多い。
盛り上がった土の上にいるビーグルの(側面写真)
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注意すべきこと

この品種の特性から健康に関する一般的な概要まで、ビーグルに関するいくつかの注意が必要なポイントをご紹介します。   

認定済みのブリーダーを選ぶことが重要です

ビーグルの寿命は平均して12~15年とかなり長いですが、他のすべての犬種にも言えるように、いくつかの遺伝的な病気になりやすい傾向があります。どんな犬種にも言えることですが、重要なのは信頼できるブリーダーから購入することです。このようなブリーダーは遺伝的な病気をほとんどすべてスクリーニングするため、リスクを軽減することができます。また、ウイルスのキャリアであるかについてや、後に健康問題が出る可能性があるかを知ることは、あなたの担当獣医師にとって、ビーグルの生涯にわたるケアの計画を立てる助けとなります。

目の問題に注意しましょう

ビーグルは、目の問題(緑内障、網膜の変性疾患 (進行性網膜萎縮(PRA)といいます)目頭にある分泌が飛び出してしまう「チェリー アイ」など)が起きやすい傾向があります。 これらの疾患は、早期発見がとても大切です。このため、ビーグルの目を定期的にチェックして、何かおかしな症状や不快そうにしている徴候があれば獣医師に相談することが重要です。さらに、ビーグルは年に2回は目の精密検査を受けることがすすめられます。

ビーグルはてんかんになりやすい傾向もあります

この神経学的症状は、脳内の異常な電気的活動によって引き起こされます。てんかんになると、軽度~時に重度の発作を引き起こすことがあります。他の症状として、よろめき、転倒、一時的な見当識障害があります。ビーグルによくみられるてんかんのエピソードは、生後約6ヵ月から始まる可能性があります。発作が起きると見ている側は心配になりますが、実際は見た目ほどひどくありません。てんかんを患っている犬の長期的予後は、非常に良好であることが多いのです。この点についても、あなたのビーグルに適した治療をすすめてくれる獣医師と話すことが最善の方法です。

健康的な食事で、より健康的に

ビーグルのフードを選ぶ際に、考慮すべき要素はたくさんあります。それには、犬の年齢、ライフスタイル、活動レベル、生理的な状態、健康状態などが含まれます。 食事は犬の生命維持に必要なエネルギーを提供します。総合栄養食は、犬に悪影響を及ぼす可能性のある栄養素の不足や過剰を避けるために、栄養素のバランスを調整したものでなければなりません。 清潔で新鮮な水をいつでも用意しておきましょう。暑い時期、特に運動をする場合は、犬が頻繁に水を飲むことができるよう水を持参してください。 エネルギー摂取量も、 常に気候条件に適応させる必要があります。室外飼育の犬は、 冬に必要なエネルギー量が増加します。

以下の推奨事項は、健康な動物に対するものです。犬に健康上の問題がある場合は、獣医師に相談し、必要に応じて専用の食事療法食を処方してもらいましょう。

12ヵ月頃まで、ビーグルの子犬の免疫システムは徐々に発達していきます。この大きな変化、発見、新しい出会いのある時期に、ビタミンEなどの抗酸化物質の複合体が、健康を維持することで本来の自然免疫力の発達をサポートするのに役立ちます。消化機能もビーグルの子犬と成犬では異なります。子犬の胃腸系はまだ十分に成長していないため、効率的に消化・吸収される消化性の高いタンパク質を与えることが重要です。フラクトオリゴ糖などのプレバイオティクスは、腸内環境を整えることによって胃腸の健康をサポートし、健康な便の排泄に役立ちます。

同様に、子犬の歯(乳歯、次に永久歯)は、キブル(ドライフードの粒)のサイズ、形状、食感を選ぶ際に考慮しなければならない重要な要素です。ビーグルは体重増加しやすい傾向があるため、カロリー摂取量をコントロールする必要があります。生後6ヵ月までは1日の給与量を3回に分けて与え、その後は1日2回に変更することをお勧めします。

ビーグルの成犬の主な栄養目標は、次のとおりです。

消化性の高い成分を使用し、脂肪分を適切な量に保つことによって理想的な体重を維持します。

コンドロイチン、グルコサミン、EPA/DHAで 骨や関節の健康をサポートします。

高品質のタンパク質とバランスの取れた食物繊維の供給で、 優れた消化率を促進します。

必須脂肪酸(特にEPA/DHA)、 必須アミノ酸、ビタミンB群が豊富に含まれており、 皮膚や被毛の健康や美しさを保つのに役立ちます。

健康維持による彼らの自然防御力の維持をサポートするために、抗酸化複合体を豊富に含み、マンナンオリゴ糖を含む配合をおすすめします。

7歳を過ぎると、ビーグルは老化の最初の徴候を表し始めます。抗酸化物質を豊富に含んだフードは犬の健康な活力を維持するのに役立ち、コンドロイチンやグルコサミンなどの特定の栄養素は 骨や関節の健康を維持するのに役立ちます。高齢化に伴い消化能力や特定の栄養ニーズにも変化が現れるため、 高齢のビーグルのフードには次のような配慮がなされている必要があります。

高めのビタミンC・ビタミンE含有量。これらの栄養素には抗酸化作用があるため、高齢期の健康維持に役立ちます。

高品質のタンパク質。広く言い伝えられていることとは裏腹に、フードのタンパク質含有量を下げることは腎不全を抑えるうえでほとんど役に立ちません。また、高齢の犬はフードに含まれるタンパク質を若い犬のように効率的に消化・吸収することができません。リン含有量を減らすことは、高齢期の腎臓の健康維持に役立ちます。

皮膚と被毛の良好な状態を維持するために、微量元素である鉄、亜鉛、マンガンの割合を高めます。

ルリシチャ油や魚油のような多価不飽和脂肪酸を多く含むものが、健康な被毛の質を維持するのに役立ちます。通常、犬はこれらの脂肪酸を合成できますが、老化によってこの生理学的なプロセスが影響を受ける可能性があります。

愛犬が十分な量を確実に食べ続けられるよう、顎に合った形や大きさ、硬さのキブル(ドライフードの粒)を選ぶ必要が あります。

生涯を通して、 ビーグルには人間の食べ物や脂肪分の多いスナックを与えないようにすることが重要です。代わりに、キブル(ドライフードの粒)をご褒美として与えることができます。過度の体重増加を防ぐために、パッケージに記載された給与表を目安に、理想体重を維持できる量の食事を与えましょう。

beagle couleur activity
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ビーグルのケア

運動、グルーミング、トレーニングのヒント 

ビーグルは元気で活発な犬種でエネルギーにあふれており、屋外で匂いを嗅ぎまわることにこの上のない喜びを感じます。このため、毎日少なくとも1時間、理想では2時間以上の運動が必要です。より高齢のビーグルの成犬は少し怠け者になり、寝床に収まることに幸せを感じるようになる可能性があります。しかしこの品種は肥満になりやすいので予防が重要です。ビーグルは年齢に関係なく依然として固有の狩猟本能を持っており、匂いを追いかける傾向があります。ペットオーナーはリードにつないでおいたりん。また、ビーグルは脱出のプロなので、柵の下を掘るコツも知っています。家の庭にいても注意深く見守ることが重要です。

ビーグルを飼う利点の1つは、トリミングの手間がかからないことです。被毛は環境から肌を守ってくれる密集したダブル コートですが、滑らかで水をはじくため、清潔で手入れが簡単です。ビーグルは中型の毛ブラシで週1回ブラッシングをすれば、抜け毛を取り除くのに十分なはずです。抜け毛は中程度から平均的な量ですが、ビーグルの毛が生え変わる時期になると増えます。短毛ですので入浴はたまに行うだけで十分です。また、爪は定期的にカットし、歯はできるだけ頻繁に磨いてあげてください。ビーグルの長い「垂れ耳」は、トリミングするときに注意して見てあげましょう。

ビーグルのトレーニングは、他の品種よりも少し難しいと言えるでしょう。これはビーグルには内緒にしておいてくださいね。この品種は温和で献身的ですが、独立心が強い一面もあります。狩猟犬としての歴史があるビーグルは、散歩中にどんなものでも匂いをかぎたくなります。また、トイレのしつけにかかる時間は、平均より長くなることがあります。しかし、ビーグルは学習能力が高く、特に食べ物のご褒美をもらえるトレーニングによく反応します。ビーグルは、子犬のトレーニング クラスと社会化を早い時期に始めることが重要です。計画的に忍耐を持って行うことで 、あなたもビーグルも良い結果を得ることができるでしょう。

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ビーグルのすべて

平均すると、ビーグルの成犬は最高約15〜16インチ(38〜40.5cm)になり、体重は最高30ポンド(13.5kg)になります。ビーグルは比較的コンパクトなため、どんな家庭にもうまく適応します。アメリカン ケネル クラブが認定しているビーグルには2種類あり、肩の位置で13インチ未満のものと、13〜15インチのブリードがあります。体重はサイズに応じてさまざまです。

ビーグルには毎日少なくとも1時間の運動が必要ですが、理想です。「先週運動したからもう十分だよね!」というペットオーナーには合わない品種といえるでしょう。「散歩、走り回る、遊ぶ」の組み合わせがうまくいきます。また、屋外に出して庭の匂いを嗅ぎ回らせてあげることも効果的です。

出典
  1. Veterinary Centers of America https://vcahospitals.com/
  2. ロイヤルカナン犬の百科事典。2010年版、2020年版
  3. Banfield Pet Hospital https://www.banfield.com/
  4. ロイヤルカナンBHN製品ブック
  5. American Kennel Club https://www.akc.org/

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