犬と猫が真の健康を維持するのをサポートします。
ブリティッシュ ショートヘアーの子猫。白い背景の白黒写真

子猫の行動を理解する

子猫は話すことができませんが、さまざまな方法でコミュニケーションを取ろうとします。ボディーランゲージの意味を考えながら子猫が発する声を聞くことで、子猫が何をしてほしいかがよくわかる場合があります。

子猫のボディーランゲージ

子猫はボディランゲージで行動のサインを送り、気分を伝えてきます。行動の変化を理解することで、居場所、遊び時間、食べ物といった子猫に必要なものをどうやって与えるか学ぶことができます。

居間でジャンプしているメインクーンの子猫

穏やか

子猫の穏やかな姿勢は、他のすべてのボディランゲージについて考える際の基礎となる、中立的な状態です。微妙な変化を見分けるのに役立ちますので、フレンドリーな状態のときにどのような行動をするかを知っておくことが大切です。

1. 姿勢

頭を上げてまっすぐ立っています。

2. しっぽ

子猫が落ち着いているときは、しっぽを真っ直ぐ上に上げて先を少しカールさせます。

3.

子猫は落ち着いているとき、耳を前に向け、上に持ち上げるようにします。

4.

落ち着いているときの子猫の目は丸くて中立な状態になります。

5.

子猫が喉をゴロゴロ鳴らすのを聞いたら、それは満足していることを示している可能性があります。

興味を示す

猫は何かに興味があるとボディーランゲージで知らせてきます。嫌なことへの反応という意味だけではなく、単に特定のモノや出来事に対する子猫の関心がボディランゲージに現れるのです。おもちゃに興味を示す子猫には、おもちゃを使ってゲームをしたり遊んであげるとよいでしょう。精神的にも身体的な面でも刺激を与えてあげられることに加え、ペットオーナーとの信頼関係を深める良いきっかけとなるでしょう。

1. 姿勢

好奇心を持った子猫は背筋を伸ばします。そして、興味を持ったものに向かって移動するかもしれません。

2. しっぽ

好奇心を持った子猫は、しっぽを真っ直ぐ空中に保持したり、少し下げた角度で保持します。

3.

子猫は何かに興味を持つと、耳を前に向け、上に持ち上げる仕草をすることがあります。

4.

子猫の目は丸くなり、興味を引かれたものに集中してじっと見ます。

リラックスした状態

子猫がリラックスしているときは、今いる環境において快適さ、落ち着き、安全を感じていることを示しています。

1. 姿勢

子猫が本当にリラックスしていて快適なときは、寝そべったり、仰向けになってお腹を見せたりします。これは撫でて欲しがっていると思われがちですが、本当はあなたのことを信頼し、安心しているしるしなのです。だからこのとき、お腹をさすったしして、猫がリラックスしているところを邪魔するべきではありません。

2.

子猫はリラックスしているとき、耳をわずかに外側に向けることがあります。

3.

子猫が喉を鳴らすときはほぼ、リラックスしている場合です。

4.

リラックスした子猫は、目を細めていたり、ゆっくりと瞬きをしていたりします。

5. しっぽ

子猫はリラックスしているとき、しっぽを後ろに伸ばすことがあります。

不安

子猫が不安や辛さを感じているサインを見分けられるようになることは大切です。子猫が不安そうにしている場合は、その原因を取り除いて子猫の居場所を与えてあげましょう。子猫がその状況から離れて、高い場所に登って落ち着けるようにしてあげるのも良いでしょう。

1. しっぽ

不安を感じている子猫はよく、しっぽを体の周りに巻きつけるようにします。

2. 姿勢

何かに苦しんだり不安を感じている子猫は、うずくまって筋肉を緊張させていたりします。

3.

不安を感じている子猫は耳を平らにし、横に向けることがあります。

4.

子猫が不安を感じている場合、目を大きく開き、瞳孔を拡張し、心配の原因となっているものを直接見ようとしません。

恐がる

怖いときに子猫に現れるボディランゲージのサインがいくつかあります。背中が弓のように円くなって尻尾が太くなっている状態の猫は、怖がっていると考えられます。この行動の目的は、自分をできるだけ大きく立派に見せて、敵との対立を避けることです。猫にとって不安定な状態が続いている場合は、不安定の要因となりそうな問題を取り除いて、子猫を落ち着かせることが大切です。

1. しっぽ

子猫は怯えているとき、しっぽを下げた状態で振ったりします。特に恐怖が強い場合は、しっぽを直立させて膨らませることもあります。

2. 姿勢

怯えている子猫は、自分自身を大きく見せようとして背中をアーチ状にしたりします。このとき、毛を逆立てていることもよくあります。

3.

子猫が耳を頭に対して平らな状態にしているとき、怯えている可能性があります。

4.

子猫が怖がっているときは、攻撃してくるかもしれない相手に警告するためにうなり声を上げたり、シャーという音を発したりします。

5.

子猫は怯えているとき、目を狭め、その原因となった対象に焦点を合わせ、瞳孔を広げることがあります。

良い行動を促す

子猫の行動は、他の猫の影響を強く受けます。子猫は生まれて数週間から数ヶ月の間に、兄弟や母猫からの多くの行動を学びます。家に連れてきた後は、良い行動を定着させる一方で、良くない行動を最小限に抑えていくのはペットオーナーの役目となります。

子猫が問題行動をする原因は何ですか?

猫は習慣を大切にする生き物で、特に習慣化した日常の活動を好む生き物と言えます。家具をひっかく、噛みつく、ペット用トイレを使わないなどの問題行動は、多くの場合、子猫が不安定だったり混乱している可能性があります。良い行動を継続的に促すことと同様に、不安定な行動が増えている気がする場合は、隠れた原因がないか考えてみましょう。

ソファの背もたれに沿って歩くメインクーンの子猫

子猫の毛づくろいの習慣

猫がきれい好きなことはよく知られていますが、子猫も例外ではありません。毛づくろいは、抜けた毛や汚れを取り除くだけでなく、子猫への愛情表現の役割もあります。

猫の行動の変遷

猫がヒトに飼い慣らされるようになったのは、(猫の長い生物学的な歴史の中において)ごく最近の変化であると言っても良いでしょう。犬や牛など人間に飼いならされた他の動物たちとは対照的に、猫はヒトとの関係において高い独立性を維持する傾向があります。このため、猫とペットオーナーの関係は、主に相互利益に基づく場合が多いです。

ヒトに飼い慣らされることや、ヒトと共生しやすい品種が選ばれる傾向があるにも関わらず、飼い猫のほとんどは、野生の祖先の身体的および行動的な属性をある程度維持しています。飼い猫は、リビアヤマ猫や他の大型および小型の野生の猫、多くの観点において共通点を持っています。

室内を歩いているベンガルの子猫

子猫の行動の説明

子猫の行動がおかしいときには、多くの場合、理由があります。子猫の行動について以下に説明します。

生まれて数ヶ月の子猫の場合、ひっかくことによって、古くなった爪の外側の部分を剥がすことで新しい爪が伸びるよう促していると考えられています。また、子猫は爪でひっかいて自分の縄張りに印をつけることもあります。家具をひっかかれないようにするには、その代わりとなる爪とぎ棒や爪とぎマットなどの適切なおもちゃを与えましょう。猫は爪を使って自分の縄張りに印をつける修正があるため、よくひっかいている場所に爪とぎ棒や爪とぎパッドを置いてみると良いでしょう。

子猫をヒトの手とじゃれさせる(甘噛み等)のは、ペットオーナーにありがちな間違いです。子猫はペットオーナーの手を甘噛みしたり強く噛んだり、さらにはひっかいても良いと勘違いしてしまいます。この行動をやめさせる一番の方法は、じゃれてきたら手の代わりにおもちゃを与えることです。

噛むもう1つの原因は、習慣化していた日常の活動に変化が生じたことである場合があります。寝る場所や食事をする場所を変える、家族が増える、引っ越すなどの変化はすべて、子猫を不安にさせる原因となります。気を付けていないと、これらの変化が噛みつき等の問題行動につながる場合があります。

子猫がトイレを使ってくれない理由はいくつか考えられます。まず、トイレが食事用のボウルから十分離れた場所に設置されていることと、猫にとって行きやすくて、かつ静かな場所にあることを確認しましょう。他の猫と同じトイレを使わせることは、ストレスや警戒感を抱く原因となり、トイレを使わなくなることを招きます。トイレは猫1頭につき少なくとも一つ用意し、予備にもう一つ用意することをお勧めします。

噛むなどの問題行動が起こる場合も同じことが考えられますが、不安や日常生活における習慣が変わったことをきっかけに、トイレを避けるようになってしまうこともあるようです。直近で子猫の日常生活や周囲の環境に変化があったかどうかを再度確認してみましょう。

考えられる原因がどれにも該当しない場合は、病気のサインである可能性もあります。子猫の健康や行動について不明な点がある場合は、獣医師に相談することが大切です。

子猫の鳴き声は、その状況や音調・長さに応じて意味が異なります。ニャーと鳴くのはお腹が空いた、一緒に遊びたいという意思表示だったり、単なるご機嫌伺いということもあります。子猫の鳴き声とボディランゲージの理解は、末永く充実した関係を築くための素晴らしい土台となります。上記にある子猫の社会的なサインを学ぶには、こちらの詳細をご覧ください。

子猫のグルーミング

毛のブラッシング・洗い方から瓜や歯のケアまで、子猫のグルーミングと衛生的なケアの必要性をどのようにサポートできるかご紹介します。

子猫のグルーミングのしかた
毛づくろいをするブリティッシュ ショートヘアーの子猫の白黒写真

子猫の健康

子猫の行動をよく観察し、おかしなところがあれば気を付けてあげることは、健康の変化のサインに早く気付くための大切な習慣です。子猫の健康を維持してあげる方法と、動物病院を訪問するタイミングについて詳しく見てみましょう。

子猫の健康
一緒に座っているノルウェージャン フォレスト キャットの子猫の白黒写真