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パグの特徴・性格・飼い方・フードの選び方

<目次>



パグの基礎知識

パグは、「Multum in Parvo」というラテン語の代名詞を持っており、その意味するところは「小さくても中身は豊富」です。

ユニークな外観で多くの人々を魅了するパグは、年を追うごとにどんどん人気が高まっています。パグは被毛のケアが簡単で運動ニーズも高くないことから、忙しい飼い主にとって大きな利点となります。

非常に魅力的なペットであるパグは、好奇心旺盛でエネルギーにあふれていることで知られます。トイ グループに属していますが、このグループの品種としては唯一マスティフが祖先であると考えられているユニークな犬です。

出典:国際畜犬連盟(FCI)のデータより要点と特徴を抜粋



パグの特徴

  • 暖かい気候では快適に過ごせません
  • 十分なトレーニングが必要
  • 毛づくろいをされるのが大好き


パグの性格

愛情深くて優しく、気立てのよい性格です。王宮で大切に飼われていたこともあり、威厳と知性も兼ね備えています。一方で独占欲が強く、気難しい面もあります。



体のサイズ

オス・メスともに体高は、30cmくらいです。



パグの歴史・起源

パグは最古の小型のモロシアン種で、2~3000年前からいた犬種で、チベタンマスチフと同じ起源だと考えられています。
16世紀ごろ、オランダ東インド会社によってヨーロッパに持ち込まれ、17世紀には、ヨーロッパ全土に広がりました。18世紀に持ち込まれたフランスでは、マリー・アントワネットやナポレオン一世の最初の妻、ジョセフィーヌにペットとして愛されました。



毛色の種類

シルバー、フォーン、アプリコット、ブラックの毛色が認められています。



品種固有の情報

中国
グループ
FCIグループ9, AKCの分類によるトイ系
サイズ区分
小型
平均寿命
12–15 歳

落ち着いた性格 / フレンドリー / 元気な / 利口



パグの飼い方、育て方

室内飼いに適したコンパニオンドッグ。飼い方の注意点は?

中国の後宮で人気があった犬種だそうですが、それは、愛嬌のある“ブサカワ”なパグを抱いていると自分が端正に見えるからという理由があったという話があります。
筋肉質で引き締まった体型をしていますが、アスリートタイプの犬ではありません。日常的なお散歩も30分程度で大丈夫です。集合住宅での飼うのに適した犬種です。

日常的なお手入れはどうすればいい?

特徴的なしわしわの顔がかわいいパグですが、このシワを清潔に保つことが大切なケアポイントのひとつです。
シワに汚れや湿気などがたまってしまうことがよくあり、放置しておくと感染症の原因になることもありますので、清潔に保つように注意しましょう。もともと皮膚があまり強くない犬種ですので、汚れを取る際にも、皮膚を傷つけないように柔らかい布やティッシュ等でそっと吹いてあげるようにしてください。体を洗ってあげたあとは、シワの部分に水分が残らないように乾いた柔らかいコットンで優しく拭いてあげて、乾かすようにしましょう。
また、パグは目が大きく、少し突出しているため、ゴミやホコリが入りやすかったり、体を洗うときにもシャンプーなどが入りやすかったりしますので、注意が必要です。

健康維持のために注意することは?

パグなどの短頭種は、頭蓋骨と軟部組織の構造上、気管の空気の通り道が狭く、圧がかかり、荒い呼吸になってしまいがちです。これは、頭蓋骨が短くなり、鼻腔が圧縮されたような状態になり、鼻の孔や気管が若干押しつぶされたようになってしまうためです。荒い呼吸やいびきなどは、深刻な気道の病気の症状であることもありますので、一度、動物病院に相談したほうが良いでしょう。 高温多湿な日本の夏のような気候では、体温調整のために犬はパンティング(口を開けてハアハア呼吸すること)をしますが、短頭種は比較的換気が苦手なため、できる限りパンティングをしなくても良いように、飼育環境の温度、湿度管理が大切です。 気温が高い日のお散歩には注意が必要です。犬は人と違って、地面スレスレの高さを歩くため、高温になったアスファルトの熱さの影響を受けやすいです。ですから、お散歩は、早朝かアスファルトが冷えた夜にするなどの配慮をしてあげてください。また、温度が高い環境では、万一のために目を離さないようにしたほうが安全です。

パグの年齢(ライフステージ)にあった食事の選び方

パグの犬種としての特徴を考えると、健康的な皮膚の維持、理想的な体重の維持、典型的な短頭種の顔立ちでも食べやすいことに配慮したフードを選ぶといいでしょう。


  • 健康的な皮膚の維持
  • 子犬でも皮膚にシワがあるパグ。常に清潔さを保つことを心掛けるのはもちろん、健康を維持し皮膚のバリア機能を保つために食事面での栄養サポートが必要です。
    皮膚の表面には「角質層」と呼ばれる層があり、主にケラチンというタンパク質からなる「角質細胞」と、その間を満たす「セラミド」(細胞間脂質)で構成されています。
    角質層は細菌などの異物が皮膚に侵入するのを防ぎ、セラミドは保湿成分として皮膚の水分を適切に保持する役割を果たしています。これらにより、皮膚のバリア機能は維持されていますが、何らかの理由でこの機能が低下すると、皮膚が乾燥してカサカサしたり、外部からの刺激を受けやすい敏感な状態になってしまったりして、痒みを引き起こしやすくなります。

    角質細胞を構成するケラチンは、主にメチオニンやシスチンというアミノ酸でできています。これらのアミノ酸は、食事から摂取したタンパク質が分解吸収されて作られます。消化吸収されない栄養素は、体内で使われませんので、十分な量のタンパク質を摂取するとともに、その消化性にも配慮することが大切です。

    また、角質細胞の間を満たすセラミドを合成するためには、ビタミンB群(パントテン酸、イノシトール、ナイアシン、コリン)やアミノ酸(ヒスチジン)などの栄養素が必要ですので、皮膚の水分保持のためには、これらの成分を食事から適切に取る必要があります。


  • 理想的な体重の維持
  • 体重が増えやすく、運動量も少ない犬ですので、食事での体重管理が大切です。カロリーや脂肪分の配慮のみでなく、特徴である筋肉質な体を維持できるように、筋肉のもととなるタンパク質を十分に摂取する必要があります。


  • 短頭種でも食べやすいフード
  • 特徴的な顔は、人を惹きつける魅力にあふれています。反面、その短いマズル(鼻口部)や厚い唇、少し前に出た下顎の形のために、厚みがない食べ物を上手に拾い上げることができません。フードを選ぶ際には、こうした特徴的なパグのマズルの形でもとらえやすいキブル(粒)の形のフードを選んであげるといいでしょう。


  • パグという犬種にとっての最適なフード
  • パグという犬種が他の犬種と異なる特徴に配慮したフードを選ぶことが大切です。それには、栄養バランスの面だけでなく、パグ独特の食べ方の特徴に配慮することが大切です。

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