犬の寿命について
愛犬の寿命を把握することは、ペットの飼い主の責任です。犬の寿命には、品種、身体の大きさ、健康状態、犬との絆など、さまざまな要因が影響する可能性があります。犬の品種別平均寿命に関しては一般的にある程度把握されていますが、健康で幸せな日常生活を送れるようにすると、ペットの寿命を延ばすことができます。
「犬はどれくらい長生きするのだろう」と疑問に思ったことはありませんか。その答えを見つけるには、まず特定の犬の品種について調べましょう。犬を飼いたいと思っている場合、特定の犬種の寿命について調べることは特に重要であり、飼うことになる犬をどのように扱い、ケアするかに関する知識を蓄えておくことも犬の寿命に大きく影響します。
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犬の品種と寿命との関係
品種は、愛犬がどれだけ長生きできるかを判断するうえで重要な役割を果たします。品種サイズ別の犬の寿命に関しては、大まかに言うと、残念ながら大型犬種ほど寿命が短く、小型犬種は一般的に長生きだと認識されています。この違いは遺伝的要因と品種特有の特徴に由来すると考えられます。
大型犬の加齢ペースが速いことは、関節の病気や特定のがんなどの健康問題を抱える可能性が高くなる一因と考えられます。逆に、小型犬種は寿命が長いことで知られます。たとえば、ヨークシャーテリアやチワワなど、一部の小型犬種は、最も長生きすると言われています。
小型犬は大型犬よりも長生き?
犬の寿命に影響する他の要因
犬種サイズは確かに寿命に影響しますが、それが唯一の決定要因ではないと理解することが重要です。平均寿命に影響する犬種以外の要因に目を向ける場合、次の重要なポイントを考慮する必要があります。
上述した要因を検討、実践することで、飼い主は愛犬の寿命を延ばし、健康で幸福な生活を送れるように手助けできます。もう一つ考慮すべきことが、犬の晩年をどのように世話するかということです。
大型犬の平均寿命
大型犬種は、小型犬種や中型犬種より寿命が短い傾向があります。その主な原因として、体格が大きいこと、遺伝的に病気になりやすいこと、そして残念なことに、潜在的な健康問題などを挙げることができます。
大型犬がどれだけ長く生きるかについて、この記事ではいくつかの大型犬種とその平均寿命*をまとめました。ただし言うまでもなく、寿命には個体差が大きく関係します。
大型犬種
- アイリッシュ ウルフハウンドの平均寿命は約8~10年です
- バーニーズ マウンテン ドッグの平均寿命は7~10年です
- セント バーナードの平均寿命は8~10年です
- グレート デーンの平均寿命は約8~10年です
中型犬の平均寿命
中型犬種
- ビーグルの平均寿命は通常12~15年です
- イングリッシュ コッカー スパニエルの寿命は13~15年です
- ボーダーコリーの平均寿命は多くの場合12年~15年で、中型犬のなかでも長生きする犬種
- オーストラリアンシェパードの寿命は通常12年~15年で、こちらも中型犬の中では平均寿命が最長
小型犬の平均寿命
小型犬の平均寿命は、品種、遺伝、全体的な健康状態など、いくつかの要因によって異なります。小型犬の方が大型犬より長生きすると一般的に考えられていますが、その理由は加齢にあります。大型犬は加齢ペースが速いため、自ずと寿命も短くなる傾向があります。
小型犬種とその平均寿命*の例を以下に挙げます。
小型犬種
- チワワの寿命は、平均15〜17年で、中にはもっと長生きする犬もいます
- ポメラニアンの平均寿命は14~16年です
- ヨークシャーテリアの寿命は一般的に12年~16年で、小型犬のなかでも長生きする犬種
- チャイニーズ クレステッド ドッグの平均寿命は10~17年です
小型犬の平均寿命は中型犬や大型犬よりも長いことがデータで示されていますが、どの犬もそれぞれ異なります。愛犬が健康で楽しく、元気に過ごせるようにできる限りのことをすると共に、定期的に獣医師で検診を受けて健康状態を良好に保つことで、愛犬の寿命を延ばすことができます。
*データはRCの品種ページもしくはアメリカンケネルクラブを参照。対象品種の平均寿命については異なるデータを掲載する別のデータソースが見つかる場合があります。
愛犬の寿命を延ばすためにできること
犬の寿命の長さは、個々の犬によって異なります。平均寿命には多くの要因が影響します。しかし、子犬が健康で心身共に満たされた生活を送るためにできることを行えば、愛犬が生涯を通じて最高の状態を保つことができます。獣医師での定期検診や健康でバランスの取れた食事、心身を健やかに保つ運動はその好例です。
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