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きょうの食事が、この子の一生をつくる。子犬の成長ステージに合ったきめ細かな栄養ケアを、ロイヤルカナンから。

子犬はとても楽しく、元気に遊んでいるように見える時期ですが、成長面では難しい時期でもあります。子犬はたくさんのことを発見し、自分を取り巻く世界を知り、小さな身体は大きく変化し、骨は硬くなり、脳も急速に発達します。
生後1年で、母犬に完全に依存していた生活から、自律性を身に付け、落ち着いて行動できる若犬へと成長します。そのため、健康的に成長するための特別なサポートが必要となります。

子犬の成長ステージに合った食事できめ細かな栄養ケア:それぞれの成長段階のニーズに対応

子犬の食事は、その成長と健康に大きく影響します。子犬が必要とする栄養素はとても複雑で、消化器系はまだ未発達です。免疫系も未熟で、脳も発達途中にあります。健康な成長を維持するために必要なすべてのエネルギーと栄養を摂取できる食事を与えることが求められます。そのため、ロイヤルカナンでは子犬に必要なすべての栄養素を配合し、それぞれの生育段階に適した食事を取ることのできる4段階のフードソリューション、子犬の成長ステージに合ったきめ細かな栄養ケアをご用意しています。それでは見ていきましょう。

屋内でジャンプするポメラニアンの白黒写真

子犬の成長ステージ

子犬は、母親に依存する無力な生まれたての赤ちゃんから、あらゆる場所を探検する やんちゃな犬へと瞬く間に変身し、最終的には成犬になります。この急速な成長期においては、成犬になったときの健康の土台を築くため、特別な栄養サポートが必要になります。

子犬の成長の各段階について理解することで、ペットの最適な健康状態をサポートすることができます。子犬が健康であるためには、必要な栄養素を与えなければなりません。そうすることで、急速に成長する子犬が、やがて健康な成犬になる可能性が高まるのです。

1. 子犬の成長段階

 

子犬は、子犬期から成犬になるまでにいくつかの成長段階を経ます。小型犬種は1年目で成犬になりますが、大型犬種のなかには成犬になるまでに18ヵ月から24ヵ月かかる品種もいます。子犬の身体的および認知的な発達をサポートするために必要な栄養素は、成長段階ごとに異なります。例えば、生まれたばかりの子犬と8週齢や24週齢の子犬では、必要な栄養が異なります。

子犬の成長を週ごとに追い、成長段階でどんな変化が起こっているのかを見てみましょう。それぞれの成長段階で子犬の栄養をサポートする食事を選ぶ際に考慮すべき点をご紹介します。

家で遊ぶ子犬

「生まれたばかりの子犬には、生後8週間や24週間の子犬とは異なる栄養補給が必要です。」

子犬の成長段階。子犬の成長には何が必要でしょうか?

子犬の各成長段階には、それぞれ異なる成長と行動の節目があります。ここでは、子犬期の各段階で予想されることについて説明します。

象徴的なラブラドールの子犬

生まれたて

生後3週齢

生まれたばかりの子犬は無防備ですが、すぐに個性の芽生えた3週齢の子犬になります。この時期の彼らはたくさんの睡眠をとるかもしれませんが、これは重要な発達段階です。主要な栄養補給源は母乳(ミルク)です。

ダックスフンドの子犬の生の始まりを象徴

離乳と成長前期

生後3週齢から2ヵ月齢

子犬はこの急速な発達の段階で、さらに大きく成長し始めます。 そのためには、摂取カロリーと栄養素を増やす必要があります。 生後4週齢で離乳し始めます。生後8週齢ごろ、子犬は初めて獣医の診察を受けて予防接種を受け、免疫システムを構築し始めます。

ゴールデンレトリバーの子犬の象徴

成長後期

2ヵ月齢から成犬まで

子犬の離乳が完了してお家に迎えたあとは、この重要な時期を通して、子犬の食生活を一定に保つ必要があります。 骨と筋肉の発達に重要な時期なので、カルシウムとリンを最適なバランスで含む食事が重要です。生後6ヵ月齢を過ぎると、成犬のように見える子犬もいますが、体が完全に成熟するにはさらに数ヵ月の成長が必要です。

セントバーナードの子犬の象徴

超大型犬の長い成長期

8ヵ月齢から成犬まで

超大型犬種には非常に特徴的な成長パターンがあります。最初の2年間で、体の大きさは約100倍になります。 最初の急速な成長期が終わると、骨と筋肉がバランスをとりながら成長するゆっくりとした成長期をサポートするために、適切なジュニア用の食事が必要になります。

子犬の成長ステージにおいて推奨される栄養

私たちの製品は、子犬の成長に合わせて設計されています。成長段階に合わせて特別に選ばれた栄養素により、発育を助け、健康的な生活の基礎を築くことができます。

ミルク

生後1ヵ月齢まで
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ロイヤルカナンベビードッグミルク子犬用フード

ベビードッグ

1ヵ月齢から2ヵ月齢

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ロイヤルカナンミニスターターパピーフード

パピー

2ヵ月齢から10ヵ月齢の超小型犬と小型犬、 12ヵ月齢の中型犬、15ヵ月齢の大型犬、 8ヵ月齢の超大型犬

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ロイヤルカナンスモールスターターマザー

ジュニア

8ヵ月齢から18〜24ヵ月齢の超大型犬

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ロイヤルカナンスタータージュニアジャイアントフード

2. 子犬を育てるための4つの健康の柱

免疫システム

  • 体は急速に成長しますが、子犬の免疫システムは、ゆっくり発達します。健康な免疫システムの発達に必要な栄養が食事に含まれているよう、十分注意してください。

マイクロバイオーム・サポート

  • 子犬の消化器系は繊細です。子犬の腸内のマイクロバイオーム(消化器系などに存在する微生物)は、子犬の健康全般にとって重要な役割を果たしています。健康な消化器の発達をサポートするために、善玉菌を増やす食事が重要です。

脳の発達

  • 子犬の脳は驚くべき速さで発達します。子犬のために作られた食事を与えるようにしましょう。急速で複雑なこの段階では、子犬は進化する脳、視覚、神経系の健康をサポートする適切な栄養素を必要とします。

体重管理

  • 良い食習慣が体重管理の鍵となります。子犬の食事では、彼らの食欲を満たし、余分なカロリーを避けながら成長に必要な栄養素とエネルギーを与える必要があります。健康的な体重の子犬は、成犬になっても健康的な体重を維持できる可能性が高くなります。
ロイヤルカナンのキブルの袋

あなたの子犬にぴったりのフードを知っていますか?

それぞれの成長段階には特有の栄養ニーズがあります。いくつかの質問に答えていただくと、あなたの子犬に適したフードを提案します。

小さなマルプーの子犬

 

3. ミックスフィーディングについてお考えですか?どのようなもので、どんな利点があるのでしょうか?

ミックスフィーディングとは、子犬用のドライ製品とウェット製品の両方を与えることで、どの年齢の犬にも有益です。子犬のうちは、母乳またはロイヤルカナンのベビードッグ ミルクからスタートし、その後は柔らかいベビードッグ製品に移行します。消化器系がデリケートなこの時期は、消化しやすい食べ物が必要になります。


  • 食事がバラエティ豊かに。ウェット製品とドライ製品を組み合わせることで、よりバラエティに富んだ食事ができます。せっかくの成長期なので、食事の時間を子犬の鼻と味覚を楽しませる体験にしてみてはいかがでしょうか。

  • 両方の長所を兼ね備えています。 ウェット製品とドライ製品を併用することで、両方の栄養を摂取することができます。ウェット製品を与えることで子犬の水分摂取量が増えるため、確実な水分補給を助けることができます。ドライ製品は、噛むことで歯垢の沈着を抑制し、子犬の歯を清潔に保つ役割を果たします。

  • 好き嫌いがある?もし愛犬の好き嫌いが多いなら、ミックスフィーディングは必要なものを食べさせるのに役立ちます。

ロイヤルカナンの子犬用フードには、ウェットタイプとドライタイプの両方があり、それぞれの成長段階におけるペットの栄養ニーズに合わせて調整されています。

 

成長期が終わる前に、「避妊・去勢」の検討を

子どもを産ませるつもりがない場合、避妊・去勢をするかについて、早めに考えておきましょう。
避妊・去勢手術は、望まれない繁殖の防止だけでなく、犬の健康寿命を縮める様々なストレスや病気のリスクを抑えることができます。

避妊手術は6~9ヶ月齢、去勢手術は7~10ヶ月齢に受けることが一般的ですが、その時期を過ぎても手術は可能です。愛犬にとっての最適なタイミングについては、獣医師がアドバイスをしてくれるでしょう。

避妊・去勢後、数週間でホルモンバランスや代謝に変化が現れ、太りやすくなります。フードの種類や量に気をつけることで解決できますので、食事の管理をきちんと行うようにしましょう。
避妊・去勢された犬のために特別に作られたニュータードケアを与えることでこれに対応できます。また、かかりつけの動物病院で、体重の観察や、術後のフードの調整についてアドバイスを仰いでください。

私たちの研究開発センターは、獣医師と協力して、すべての子犬の固有のニーズを満たすためのテーラーメイドの栄養を開発しています。

ブリーダーがテスト済み

数十人ものブリーダーからのフィードバックにより、優れた栄養効果を確認しました。

子犬のお墨付き

世界中の何百匹もの子犬が味をテストしました。

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