Labrador puppy black and white playing with red ball

子犬を迎え入れる準備

新しい子犬を迎えることは、大変であっても刺激的で喜びに満ちた時間です。十分な準備ができていれば、子犬も早く馴染むことができ、ペットオーナーにとってもより楽しいものになります。

子犬のための準備

子犬を連れてくる前に、迎え入れる準備を整えるために行うべきことはたくさんあります。必要な備品を購入することに加え、家の準備を適切に行うことも重要です。ここで挙げる重要なポイントを確認してください。

Pomeranian puppies black and white in red basket

子犬が家で安全に過ごすための準備

子犬は好奇心が強く、探検するのが大好きです。新しい子犬を迎える前に、家が安全で安心であるか確認することが重要です。子犬を迎える準備に役立つチェックリストをご紹介します。

1. 有毒な観葉植物

一般的な観葉植物(例えば、ユリ、アロエベラ、ツタ、ディフェンバキア、ニシキイモ、ポトス、ザミオカルカ、シクラメンなど)は、犬や子犬にとって危険です。観葉植物を子犬から離したり、触らないように確認をすることが大切です。

2. 危険物質

化学物質、クリーニング製品、医薬品、その他の有毒な物質を手の届かない場所に保管するか、必要に応じて戸棚にチャイルドロックを使用します。詰替え用の電子タバコや、車のフロントガラス洗浄剤は、犬にとって特に有害であることが知られています。

3. 危険要素

子犬は周囲を探索していて、転んだり何かにはまってしまうことがよくあります。階段にゲートをつける、窓や外に通じるドアを閉めておく、バルコニーに安全対策をするなどして、ペットの安全に配慮しましょう。また、ペットが入り込んではまってしまうような隙間がないようにしましょう。

4. 電気コードとソケット

子犬は電気コードを噛みたい衝動にから、時に絡まってしまうこともあります。ケーブル タイやケーブル カバー、またはシールド プラグ ソケットを使用してコードを隠しましょう。

5. 小さな物

子犬は口で物を探求するのが好きなので、噛んだり飲み込んだりできる小型アイテムは片付けてください。例えば、子供のおもちゃ、お絵かきピン、ビニール袋、ゴムバンドなどです。また、靴など、子犬に噛まれたくないものはすべて隠してください。

子犬にとって安全な庭づくり

子犬は屋外で過ごす時間も好きなので、庭も探索できるように安全を確保する必要があります。留意すべき重要なポイントを挙げますので、ぜひ参考にしてください。

1. 柵とゲート

子犬を迎える前に、庭の柵やゲートに隙間がないことをご確認ください。また、子犬が掘ったりよじ登って逃げられる場所がないか確認しましょう。

2. 有毒な園芸植物

観葉植物と同様に、犬に有毒な植物が家の外にたくさんあります。有毒な植物には、イチジク、ヒイラギ、ヤドリギ、フィロデンドロン、スイセン、ヒヤシンス、アヤメ、ツツジ、シャクナゲ、オレアンダー、スイトピーなどがあります。庭にこのような植物がある場合は、有毒な植物のそばに行かないように子犬を見守っていましょう。

3. ツールと小物

室内で子犬を守る際の対策と同様に、庭でも小さいものを片づけて、子犬が飲み込んだり喉につまらせることのないようにしましょう。特に鋭利な園芸用具は所定の場所にしまっておきましょう。

4. 危険物質

肥料、殺虫剤、塗料、溶剤などの庭用化学薬品はすべて、鍵が掛けられた、子犬の手の届かないところに保管してください。

子犬に必要な生活用品

子犬が到着する前に、子犬の生活に必要なものがすべて揃っていることを確認し、子犬が早く新しい家になじめるようにしてあげましょう。必需品は次のとおりです。

掃除しやすいものを選びましょう。子犬の成長に合わせて選ぶことも大切です。

決められた場所以外でおしっこをしてしまったときの掃除に便利なので、余分に用意しておくとよいでしょう。

成犬の大きさになっても、クレートの中で立ち上がったり、向きを変えたり、横になったり、伸びをしたりするのに十分なスペースがあるとよいでしょう。

ステンレス製のボウルは噛めないうえ、洗いやすく、錆びたり欠けたり壊れたりすることがないためおすすめです。音に敏感な子犬はプラスチック製のボウルを好む場合があります。

最初のうちは、子犬が家に来る前に食べていたフードと同じものを与えましょう。

子犬に合ったサイズのおもちゃやボール、 トリーツが出てくるチューブ などを購入しましょう。ゴム製のおもちゃは、耐久性があるものが多いようです。

子犬の成長に合わせて調整できる首輪を選択します。そして、頭からすり抜けないようにぴったり合っていることを確認します。

子犬が洗浄剤の臭いをトイレの粗相と結び付けないように、強い香りのついていない無害な洗浄剤を購入してください。 

子犬の被毛のタイプによって、ブラシや、クシ、トリミング グローブが必要になる場合があります。また、犬用に作られた爪切りも必要です。

犬用に開発された歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプーを選択しましょう。

English Cocker Spaniel standing on at tile floor sniffing a stainless steel bowl

適切な子犬用フードを選ぶ

子犬の消化器系は非常にデリケートで、食事が突然変わると消化器の不調を引き起こしたり、食物に警戒心を抱いたりすることもあります。そのため、落ち着くまでの最初の数日間は、ブリーダーが与えていたフードと同じものを与えるのが最善です。その後はあなたの選んだ、子犬の成長をサポートする子犬用フードに少しずつ慣らしていくことができます。

子犬に適切な食事を与えることは、愛犬の健康、成長、発達にとって非常に重要です。それぞれの成長段階で、犬種のサイズに応じた正確な量の栄養素を摂取する必要があります。したがって、子犬の年齢と予想される成犬のサイズに基づいて、高品質な子犬用フードを選択することをお勧めします。

新しい子犬用フードへの切り替えかた

新しい子犬用フードを与える準備ができたら、1週間かけてゆっくりと切り替えましょう。

詳しい記事はこちら
how to transition onto new food illustration
Labrador puppy black and white eating from red bowl

子犬にとっての栄養の重要性

健康的な成犬に育つために子犬の食事がどれほど重要であるかを学びましょう。

食事についての記事はこちら

獣医師の探し方

Dachshund puppies in black and white

子犬を家に迎える

子犬と一緒に過ごす最初の数日間は、将来のために健全な基盤を作るチャンスです。

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子犬のしつけ

子犬のしつけは早いうちから始めることをおすすめします。まずは食事や睡眠などの生活習慣を確立することからはじめていきましょう。

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